水回りの掃除は、正直ちょっと面倒に感じていませんか?
毎日使う場所だからこそ、気が付くと水垢やカビ、ヌメリなどの汚れがたまりがちですよね。
実はこの水まわりの汚れ、特別な洗剤や高価なアイテムを使わなくても、100円ショップに売っているアイテムで十分きれいにできるのです。
今回は、「クエン酸」や「重曹」、「メラミンスポンジ」といった3つの100円アイテムを使って、水まわりをピカピカにする裏技をご紹介します。
目次
水垢に効く!クエン酸の使い方
蛇口や鏡に白く残った汚れの正体は水垢です。
この水垢は頑固な汚れで、何度磨いても落ちないという経験をしたことはありませんか?
なぜクエン酸が効果的?
水垢は、水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が結晶となり析出(せきしゅつ)したものです。
ミネラル分はアルカリ性の性質を持つため、酸性のクエン酸で中和してきれいに掃除できます。
クエン酸の使い方
- スプレーボトルに、水200mlとクエン酸小さじ1を入れ、よく振って溶かす
- 水垢の気になる場所にスプレーし、キッチンペーパーなどで上から湿布する
- 10〜30分程度放置したら、スポンジや布で拭き取る
クエン酸を使った掃除は、浴室の鏡や蛇口まわりだけではなく、トイレの黄ばみなどにも応用できます。
しつこい汚れには、しばらくの間クエン酸水に浸けてから磨く、「漬け置き掃除」も効果的です。
油汚れ・ヌメリに最強!重曹とクエン酸の合わせ技
排水口のしつこい油汚れやヌメリには、アルカリ性の性質を持つ重曹とクエン酸の合わせ技がおすすめ。
なぜ重曹とクエン酸の合わせ技が効果的?
意外に思うかもしれませんが、油汚れは酸性の汚れです。
そのため、アルカリ性である重曹が、パワーを発揮してくれます。
そして重曹と酸性の性質を持つクエン酸を合わせることで、強力な洗浄効果を発揮するのです。
また、重曹には消臭効果や研磨作用もあり、消臭や削り落とすという場面でも大活躍します。
排水口掃除の裏技
- 排水口に重曹をカップ半分ほどふりかける
- その上からクエン酸(またはお酢)を同量かける
- シュワシュワと泡立ったら、10分ほど放置する
- 60℃程度のお湯をゆっくり流し、重曹とクエン酸をしっかりと流しきる
重曹とクエン酸を合わせることで発生した泡が汚れを浮かし、ブラシでゴシゴシ磨かなくて油汚れやヌメリがスッキリします。
また、排水口のニオイ対策にも効果的です。
こびりつき汚れに最強!メラミンスポンジ
100円ショップで必ずと言っていいほど見かけるメラミンスポンジも、水回り掃除には欠かせないアイテムです。
なぜメラミンスポンジが効果的?
実はこのメラミンスポンジ、汚れを削り取るような特殊な構造をしていて、水だけで驚くほど汚れが落ちます。
手軽に汚れを削り取れて便利なメラミンスポンジですが、磨いた後にはカスが発生します。
このカスにも研磨性があるため、しっかりと拭き取るようにしましょう。
メラミンスポンジの使用例
- 洗面ボウルの黒ずみ
- 浴槽の水垢汚れ
- トイレの便座裏の黄ばみ
- キッチンシンクのくすみ
- 蛇口の水垢汚れ など
メラミンスポンジは研磨力が強力です。
プラスチックや鏡など、傷付きやすい場所には注意して使ってください。
傷付いてしまうと、掃除前よりも汚くなるという事態に陥ります。
3つのアイテムを組み合わせれば最強!
「クエン酸」「重曹」「メラミンスポンジ」は、それぞれ単体でも十分効果的ですが、汚れの種類によって組み合わせるとより強力になります。
重曹とクエン酸だけではなく、他の合わせ技もあるのです。
【合わせ技の具体例】
- クエン酸+重曹=シュワシュワ泡で排水口洗浄
- 重曹+メラミンスポンジ=水垢・皮脂の汚れ落とし
- クエン酸+メラミンスポンジ=ヘドロ汚れもきれいに など
ちょっとした工夫で「プロ顔負け」の仕上がりになります。
忙しい方こそ100円アイテムで掃除を!
市販の洗剤に比べて、100円アイテムはコスパが抜群。
100円アイテムであれば、種類を揃えるための費用を抑えられるので、手を出しやすいのではないでしょうか。
掃除は面倒と感じる日でも、サッと使える道具が揃っていれば、気が向いたときにパッと掃除できます。
特に水回りは、汚れが定着する前のちょこっと掃除が肝心です。
日頃からクエン酸スプレーや重曹を手の届くところに置いておくと、きれいを保ちやすくなりますよ。
ピカピカ水回りは100円で作れる!
水回りの掃除というと、特別な道具や洗剤が必要だと思われがちですが、実は100円ショップにあるアイテムだけでも、驚くほど清潔に保てます。
「クエン酸」「重曹」「メラミンスポンジ」は掃除の代名詞とも言えるアイテムで、100円でも手に入る優秀な存在。
これらを組み合わせれば、家中の水回りをスッキリ清潔に保てるでしょう。
節約にもなる100円掃除を、今日からぜひ試してみてください。