今すぐできる台風への備え!水はしっかりと準備しておこう|みんなの町の水道職人

今すぐできる台風への備え!水はしっかりと準備しておこう

台風10号のサンサンは依然強い勢力を保ったまま進行し、九州の一部地域では最大瞬間風速50メートルとの予想も出ており、大きな被害を与えるであろうと警戒されています。

瞬間最大風速とは、「一定期間の瞬間風速の最大値」のことで、50メートルという風速は電柱が倒れ、建物の外装素材が飛散します。

風速は30メートルで細い幹の木は折れ、屋根瓦が飛び、40メートルで看板が落ち、トラックは転倒すると言われているのです。

停電や断水、冠水の恐れもあるため、ご自宅での対策や避難準備をし、今からでもできる備えをしましょう。

浴槽に水を張る

停電になるとご自宅の環境によっては断水も同時に発生する可能性があるため、浴槽にトイレなどで使用するための十分な量の水を張っておきましょう。

また、集合住宅にお住いの方は散水栓の位置を調べておくことがおすすめです。

集合住宅に設置されている散水栓には電動ポンプが使用されていない場合が多く、停電していても給水できます。

電動ポンプを使用していない家にお住いの方も、台風の影響で水道管がダメージを受けて断水することや、水に不純物が混ざって排水できないことがあるため、浴槽に水を張っておいた方が良いでしょう。

飲用水の用意はしていても、トイレで使うための水の用意はしていなかったということがあるため、どちらの水も十分に準備しておいてください。

下水の臭いに気を付ける

台風などの大雨で降雨量が増えると、配管内の水量が増し、下水の逆流が起こることがあります。

この状態でトイレの水を流すと、排水されずに汚水がトイレからあふれ出すことがあるのです。

また、集合住宅にお住いの場合はご自宅ではなく、階下の部屋で汚水があふれ出すトラブルが発生するケースもあります。

下水の臭いがしていると感じたときや、集合住宅の管理会社などから注意喚起が出たときは、トイレを使用しないようにしてください。

洗濯機も排水がされずあふれ出す可能性があるため、台風が去るまで洗濯は控えた方が良いでしょう。

停電対策

台風で停電した場合、ご自宅だけではなく、地域一帯の電気が使えなくなります。

そのため、台風が去った後も停電が復旧するまでは、クレジットカードや電子マネーでの決済ができません。

現金でしか買い物ができなくなるため、現金を準備しておきましょう。

また、台風が来る前にご飯を炊き、炊飯器の中で保温しておいてください。

炊飯器で保温したご飯は変色したり硬くなったりするので嫌という方は多いですが、保温能力は停電後もしばらくの間効果を発揮するため、温かいご飯を食べられ、食べ物を確保するという面でも活躍します。

氷も可能な限り作っておきましょう。

停電するとエアコンが使えなくなるため、熱中症の危険があり、氷を準備しておくことで熱中症対策ができます。

水道水やミネラルウォーターで作った氷は、溶かすと飲用水にも使えるため、飲用水の準備が間に合わなかったときや、足りないときにも活躍するのです。

スマートフォンやタブレット、モバイルバッテリーの充電もしておきましょう。

電子機器は情報収集や被害状況の確認、家族と連絡を取るためなどに必要になります。

停電というと懐中電灯というイメージが強く、その他の対策ができていないことがあります。

台風が上陸する前に停電対策もしておきましょう。

外に出しているものはすべて屋内へ

外に置いているごみ箱やプランター、傘、雑誌など、外に出しているものはすべて屋内に移動させてください。

台風の風で飛ばされたものは凶器となり、人を傷つけることや、建物を壊してしまうことがあります。

また、風向きによってはご自宅が被害を受けることもあるでしょう。

犬などのペットを外で飼っているご家庭は、台風のときは家の中に避難させてあげてください。

外に出したままにしていると、冠水で逃げられないなどの悲しい結果を招きます。

避難準備

川の近くに住んでいる方や低い土地に住んでいる方は、冠水の危険性があるため、避難勧告が出る可能性があります。

避難勧告が出ても焦らずにすぐに家を出られるように、避難準備もしておきましょう。

ご自宅が避難エリアに該当する場所かわからないときは、ハザードマップを確認してください。

ハザードマップはNHKのホームページなどでも見られます。

避難するときはご自宅のブレーカーを落としていくようにしましょう。

これは停電から回復したときに火災が発生するリスクを回避するためです。

まとめ

台風10号は鈍足で勢いも落とすことがなかったため、判断に迷い行動がうまく起こせていない方も多いでしょう。

今からでもできる準備はあるため、しっかりと備えてください。

予想よりも影響がないということが台風では多いですが、備えあれば憂いなしの気持ちで準備しましょう。

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