水漏れで水道代が高額請求!水道代の負担が減免される条件と申請方法を解説|みんなの町の水道職人

水漏れで水道代が高額請求!水道代の負担が減免される条件と申請方法を解説

「水漏れによる水道代高騰の救済措置はあるの?」「水道代の負担が減免される適用条件は?」このように気になっている方は多いでしょう。

結論として、水漏れして高額請求された水道代は条件に満たしていると減免されます。

そこで本記事では、水漏れで水道代が高額請求になった場合、水道代の負担が減免される条件と申請方法を解説します。

水道代を高額請求されて困っている方は、必ず当てはまるのかを確認してみましょう。

目次

水漏れによる水道代の減免制度とは?

「水道代の減免制度ってなに?」と感じる方も多いでしょう。

水道代の減免制度とは、水漏れした水量の一部を減らして水道代の負担を軽減できる制度です。

水道水が水漏れしているのに初めて気づくケースとして多いのが、普段と変わらない使用量なのにもかかわらず、水道代を高額で請求されたケースです。

ただし、水漏れによって高額請求された水道代も原則は使用者が支払います。

また、給水装置は個人の財産であるため、管理や修繕も個人の責任となります。

給水装置とは以下のものを指します。

  • 止水栓
  • 給水菅
  • 蛇口
  • メーターボックス

給水装置が水漏れをした場合であっても、請求は使用者にされます。

水漏れが発生するのは目に見える場所だけでなく、壁の中や地面の下にあるなど隠れている場所で水漏れするケースも少なくありません。

水漏れの原因に関わっていなくても、高額な水道代を負担するのは納得いかないでしょう。

水道代の減免制度を利用すると、一定の基準を満たしている場合に、自治体で水道代の減額を受けることができます。

ポタポタと水漏れして高額請求された水道代は減免されるケースがある

ポタポタと水漏れして高額請求された水道代は、一定基準を満たすと減免されるケースがあります。ここでは、適用条件の例と適用されないケースの例を紹介します。

減免制度の適用条件の例は3つ

水漏れで水道代を高額請求された場合、減免制度が適用できる条件の例は以下の3つです。

  • 使用者に過失がない
  • 地面の下や壁の中など発見が難しいケースの水漏れ
  • 水漏れした箇所の修繕工事が完了

日頃から「水道・配管・部品」の劣化を早める使い方やゴミや汚れを放置して配管や水道を詰まらせると適用されない可能性があります。

反対に適切な使い方や定期的にメンテナンスをしていたのにもかかわらず水漏れが発生した場合は、高額な水道代は減免されます。

減免制度が実際に適用された事例からしても、目に見えない壁や地中などの隠れた場所で水漏れの発見が難しい場合が多い傾向です。

目に見える水道の蛇口から水漏れしていた場合は、減免制度が適用されないケースがほとんどのため注意しましょう。

また水漏れした箇所の修繕工事が完了していないと、減免申請はできません。

地域の水道局指定工事店で修繕済みが条件になっている自治体も少なくないため、条件は必ず確認してください。

減免制度が適用されないケースは自治体で決まる

水漏れで高額になった水道代を減免制度を利用して負担額を減らしたいなら、住んでいる地域の自治体で手続きが必要です。

たとえば、自治体の事例として以下の手順で手続きから申請をします。

  1. 1.水漏れを確認
  2. 2.地域を管轄している水道局に連絡
  3. 3.自治体が指定している水道局に修理依頼
  4. 4.修理業者から必要書類の受取
  5. 5.水道局に必要書類を申請

上記の必要書類または申請のタイミングは地域によって異なります。

水漏れした水道代の負担をできる限り軽減するためには、水道局に早めの連絡と地域の減免制度の手順を確認することが大切です。

水道代の減免を申請する方法と5つの流れ

水道代の減免を申請する方法と5つの流れを解説します。

水道メーターを見て水漏れなのか確認する

水漏れによって水道代が高額請求されたのか、水道メーターのパイロットをみて確認しましょう。

住居タイプによって水道メーターの場所は異なります。

  • マンションやアパート:基本的に玄関ドア左右の扉を開けると設置されている
  • 戸建て:敷地内に埋め込まれている

水道メーターのパイロットとは、銀色のデコボコした部品で基本的には水道メーターの左下に備えられています。

すべての蛇口を閉めた上でパイロットが回っていないかを確認することで、水漏れしていないかの判断が可能です。

水道の検針を行った際に水道メーターのパイロットが回転しているのを確認できた場合、水道局から「水漏れしている可能性があります」と連絡がとどく場合があります。

また賃貸住宅で水道メーターのパイロットが回っていて水漏れが確認できた場合、まずは止水栓を閉めて応急処置をしましょう。

そして自分で修理または業者に依頼する前に必ず大家さんまたは管理会社に連絡することが重要です。

基本的に賃貸住宅の責任は大家さんまたは管理会社にあるため、自己判断で修理や交換を進めた場合トラブルが発生するケースがあります。

水漏れしている箇所を明確にする

水道メーターのパイロットから水漏れを確認できたら、場所を明確にしましょう。

水漏れしている箇所を明らかにする前に、家にあるすべての止水栓を閉めることが大切です。

万が一水が流れている場合、水漏れによってパイロットが回っているのかを確認できないため、止水栓を閉めて水の流れを完全に止める必要があります。

止水栓の設置場所は以下の通りです。

  • キッチン
  • トイレ
  • 浴室
  • 洗面所
  • 洗濯機

上記の止水栓をすべて閉めてから、水道メーターのパイロットで水漏れを確認しましょう。止水栓をすべて閉めたのにもかかわらずパイロットが回転している場合、目に見えない壁の中や地面の下で水漏れしていることが考えられます。

目に見えない場所の水漏れ箇所を自分で明確にするのは困難なため、水道業者に調査依頼をしましょう。

水漏れの箇所を明らかにする方法は止水栓を順番に開けて、パイロットが回っているのか1つずつ確認することです。

たとえばキッチンの止水栓を開けて水道メーターを確認した際、パイロットが回っていればキッチンで水漏れしていることが明確になります。

住んでいる地域の水道局に連絡する

水漏れ箇所が明らかになったら、地域の水道局に連絡をしましょう。

地域の水道局ごとに減免制度は以下の3つが異なります。

  • 適用条件
  • 必要書類
  • 提出期限

条件を確認し、水道局に従った行動をとりましょう。

たとえば、水道局の中には指定の水道業者に依頼しなければならないケースがあるため、修理や交換を行う前に水道局へ確認の連絡をしてください。

水道業者に水漏れ修理をしてもらう

給水装置は管理区分があり、水道メーターから蛇口の間で発生した水漏れは個人責任で修理が必要になるため、水漏れ修理は水道局指定の水道業者に依頼をしましょう。

給水装置とは以下のものを指します。

  • 給水管
  • 止水栓
  • 蛇口
  • 水道メーター

水漏れ修理をしてもらった場合、見積書や請求書は無くさないよう大切に取っておきましょう。

見積書や請求書は減免制度を適用する際、必要書類に含まれる可能性があります。

また地域の水道局によっては、水道業者が作成する「漏水修理完了証明書」が必要になるケースがあります。

事前に水道局で「漏水修理完了証明書」が必要になることを確認した場合、水道業者に依頼する際にあわせて相談しましょう。

減免申請書を水道局に提出する

水道業者による水漏れの修繕が完了したら必要書類と減免申請書をまとめて管轄の水道局に申請しましょう。

申請方法は、「郵送・水道局受付に直接足を運ぶ」2つから選択できます。

減免申請書は地域の水道局ホームページからダウンロード可能です。

ホームページから減免申請書のダウンロードができない場合は、水道局に電話で問い合わせしましょう。

水漏れ具合で水道代がどのくらい増加するの?

水漏れをしていると、どのくらい水道代が高くなるのかを3つのパターン別に解説します。

ポタポタと蛇口から2・3秒おきに水漏れしてる場合

ポタポタと蛇口から2・3秒おきに水漏れしている場合、水道代に換算すると1ヶ月でおよそ100円〜200円の負担額が増えます。

水漏れ自体は床が水浸しになることなく費用面でも比較的安いですが、放置すればするほど状況が悪化して費用や被害が大きくなる可能性があるため早めの修理がおすすめです。

また水漏れ箇所によっては気づくのが難しいケースがあったり、増えた水道代も普段と変わらなかったりと、水漏れに気づかないケースも少なくありません。

ポタポタと蛇口から2・3秒おきに水漏れしている状態で気づくことができれば、被害を最小限で抑えることができます。

ポタポタと継続的に水漏れしてる場合

蛇口からポタポタと継続的に水漏れしてる場合、水道代に換算すると1ヶ月でおよそ300円〜400円の負担額が増えます。

300円〜400円増えることで、水道代が高くなったかもしれないと感じる方も増えるでしょう。

ここでも放置する期間が長引けばポタポタからジャージャーと流れるように状態が悪化しやすくなるため、早めに水道業者に相談することが重要です。

水漏れの被害が小さく抑えられるか大きく拡大するのかは、ここで決定するケースが多い傾向です。

水漏れが水滴ではなく流れ続けている場合

水漏れが水滴ではなく流れ続けている場合、水道代に換算すると1ヶ月でおよそ2,000〜4,000円の負担額が増えます。

2,000〜4,000円増加することで、水道になにかトラブルが発生していることに気づくケースが多い傾向です。

流れ続けている場合は、水道代が増えるだけでなく周りが水浸しになるまたは電子機器の故障につながるなどの被害が拡大しやすく危険です。

水道業者は24時間365日対応できる実績の豊富な業者に依頼し、迅速かつ丁寧に水漏れ箇所を修理してもらいましょう。

水道の蛇口から水漏れしてる原因と対処方法

水道の蛇口から水漏れしてる原因を特定して自分で応急処置することは可能です。

水道代の負担を軽減させるためにも、参考にしてください。

水漏れを自分で応急処置する方法

水道の蛇口から水漏れしていることに気がついたら、止水栓を閉めて応急処置をします。

止水栓とは、水の流れを止めることができる設備です。

水漏れで水道代が余分に発生するのを止水栓を閉めることで防げます。

また止水栓を閉めた場所以外の水道は普段通り使用できるため、日常生活が不便になる心配がありません。

【止水栓を閉める手順】

  1. 1.キッチンや洗面所のシンク下にある止水栓の場所をチェック(シンク下にない場合は屋外にあります)
  2. 2.止水栓の形状を確認(手で回せるハンドルタイプやマイナスドライバーを使用して回す)
  3. 3.止水栓を右回り(時計回り)に動かして閉める

上記の手順で止水栓を閉めて水漏れを応急処置で止めることができます。

また止水栓を閉める際は、右に何回動かしたのかをスマホや紙に記録するのがおすすめです。

止水栓は水量調整を閉め具合で調整できるため、閉めた回数を忘れてしまうと再び適切な水量を出すことが難しくなります。

シングルレバー混合栓

シングルレバーレバー混合栓で蛇口から水漏れした際に多い原因は、バルブカートリッジの劣化が考えられます。

長きにわたって使用しているとバルブカートリッジ部品が経年劣化して緩くなります。

この場合、バルブカートリッジを交換するだけで、水漏れが直るケースは珍しくありません。

水漏れ修理に必要な工具と部品を用意したら、蛇口の部品を順番に取り外しバルブカートリッジを新品に交換してください。

上記の方法で実践してみたけど水漏れが直らない場合や自分で修理するのが不安な方は、水道業者に依頼して修理してもらいましょう。

サーモスタット混合栓

サーモスタット混合栓の水漏れは、複数箇所から発生するおそれがあります。

サーモスタット混合栓の水漏れ箇所と水漏れの原因は以下の4つです。

  • ハンドル:開閉バルブが劣化・故障
  • スパウト:開閉バルブが故障またはUパッキンが劣化
  • シャワーホース:ホースに穴が空いてるまたはパッキンが劣化・破損
  • シャワーヘッド:開閉バルブが故障またはシャワーヘッドに穴やひび割れ

まずはどの部分で水漏れが発生しているのかを明確にしましょう。

水漏れ箇所によって原因と必要になる部品が異なります。

たとえば、パッキンの劣化・破損であれば交換することで水漏れを直せます。

水漏れしている原因が明確になったら、メーカーと品番を調べて新しい部品に交換しましょう。

2ハンドル混合水栓

2ハンドル混合栓で水漏れが発生している場合、水漏れがどこから発生しているのか原因を把握しましょう。

2ハンドル混合栓の水漏れ箇所と原因は以下の4つです。

  • 蛇口:ケレップの劣化
  • ハンドル:三角パッキン(水栓ハンドル内のパッキン)の劣化
  • パイプ:Uパッキン(自在パイプ取付パッキン)の劣化
  • 給水管との接続部:接続部のパッキンが劣化

パッキンは同じ規格のものでなければ交換できません。

劣化しているパーツをホームセンターに持参して同じ規格のパッキンを用意して交換してください。

蛇口の水漏れトラブル対処法はこちら

水漏れ修理費用はどのくらいかかる?

水漏れ修理を自分でする場合と業者に依頼する場合でどのくらい違うのか気になる方も多いでしょう。

ここでは、水漏れ修理費用相場と高額請求されないポイント3つを解説します。

水漏れ修理費用の相場

水漏れを業者に依頼して修理してもらう際は費用が発生します。

水漏れの状況によって費用は異なりますが、一般的に1万円〜数万円が相場です。

費用の内訳は「資材費」と「人件費」の2つに分かれており、軽度の水漏れであれば1万円ほどで修理が完了するでしょう。

自分で修理する場合は部品と工具を購入する必要があるため、費用と手間がかかります。

自分で修理した際に失敗すると水漏れ被害を拡大してしまうリスクもあり、修理費用が余計にかかるケースも珍しくないでしょう。

素人が修理する場合、時間がかかってしまうため水漏れが流れ続けている場合は手際よく的確に修理できる水道業者に依頼しましょう。

水漏れ修理業者から高額請求されないポイント3つ

水漏れ修理で高額請求されたケースは少なくありません。

ここでは、水漏れ修理業者から高額請求されないか見極めるポイントを3つ紹介します。

相見積もりをする

見積もり依頼は1社に行うだけでなく、2社以上に依頼しましょう。

1社の見積もりで施工まで依頼した場合、相場がわからずに高額な費用で施工している可能性があります。

他社と見積もり内容を比較して修理費用が「高すぎないか安すぎないか」をみて判断します。

高すぎる場合は悪徳業者でしょう。安すぎる場合は後から追加料金が発生し、相場より高くなる場合があります。

安すぎる場合は以下の2点を確認しましょう。

  • なぜ修理費用が安いのか
  • 見積もり金額より後に高くならないのか

口コミと実績を見る

水漏れを修理依頼する水道業者のホームページを検索して、口コミと実績を確認しましょう。

実績が豊富な業者であれば、経験からスムーズかつ的確に水漏れ修理をしてもらいやすくなります。

会社のホームページに会社の歴史や資本金の記載がしっかりあるのかも悪徳業者を見抜く上で大切です。

また口コミを見ることで会社のホームページだけではわからない部分がハッキリします。

たとえば、「業者のスタッフは親切に対応してもらえるのか」「見積もりは丁寧で安心して修理依頼できるのか」などが分かります。

水漏れ修理を見積もり依頼する際は、ホームページから口コミと実績をみて判断しましょう。

修理にすぐ対応してもらえるか

水漏れ修理をすぐに対応してもらえるかは、緊急性のある水漏れが発生した際に重要です。対応までに時間がかかると、カビや電子機器が故障するなどの被害が拡大します。

日中や平日のみ営業している水道業者より、24時間365日対応可能な業者の方が万が一の際に連絡ができて安心です。

また電話連絡をした際にすぐに対応してもらえる業者であれば、最短1時間以内に自宅まで来てくれるケースがあります。

ただし、繁忙期や水漏れの状況によっては緊急の対応が難しいケースもあるため注意しましょう。

緊急性のある水漏れトラブルを依頼したい方は、スタッフの人数が充実している大きい会社を利用すると比較的早く対応が可能です。

実績の豊富な大きい会社を選ぶことで、対応が早くしっかりと水漏れを直してもらえます。

みんなの町の水道職人なら、24時間365日いつでもご相談や依頼の対応が可能です!

深夜0時でも割増料金がかからず、累計30万件以上の修理実績が豊富な業者に依頼されたい方は、みんなの町の水道職人に、お気軽にお問い合わせくださいませ。

水漏れに火災保険は使える?

住宅ローンの契約時や賃貸契約時に勧められた火災保険に加入している方は多いのではないでしょうか。

ここでは、火災保険に適応できるケースや、適用できない理由についても解説していきます。

水漏れ修理は火災保険に適用できない理由

火災保険は名前の通り、火災のみしか利用できないと勘違いしている方は多いでしょう。実際には、火災以外にも水害や風害といったさまざまなトラブルに適用できます。

ただし、水漏れ修理は火災保険に適用できません。

水漏れして高額請求された水道代は補償できないため、注意しましょう。

火災保険の契約内容によっては水漏れに対応

火災保険の契約内容によって水濡れに対応しているケースはあります。

水濡れの火災保険に適用できるケースには、以下のものがあります。

  • 水漏れが原因で床が水浸しになりシミを作ってしまった場合
  • 家具にダメージを負ってしまった場合

また水漏れが下階にまで被害が拡大し、弁償しなければならないケースも対応可能です。

水濡れの詳細は火災保険の契約内容によるため、契約書を確認しましょう。

自分の部屋以外に損害を与えてしまった場合

水漏れの被害が拡大して近隣住民または下階に損害を与えてしまった場合、火災保険の特約(オプション)「個人賠償責任保険」を適用可能です。

補償の対象は他人の「身体」「モノ」に損害を与えてしまった場合が対象となります。

ただし、他人の名誉を傷つけたりプライバシーを侵害したりしたケースは補償の対象外です。

個人賠償責任保険は自動車保険に付帯できる特約のため、重複契約に注意しましょう。

まとめ

本記事では、水漏れで水道代が高額請求になった場合、水道代の負担が減免される条件と申請方法を解説しました。

減免制度は、水漏れした水量の一部を減らして水道代の負担を軽減できます。

地域の自治体によって手続き内容が異なるため、必ず確認しましょう。

水漏れ修理を業者に依頼するなら、みんなの町の水道職人にご相談ください!24時間365日いつでも対応しており、累計30万件以上の実績から水漏れ被害が激しい場合であっても、迅速かつ丁寧な対応を行います。

お見積もりは無料で深夜料金やキャンセル料もかからないため、お気軽にお問合くださいませ。

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