手作りの消臭剤でトイレの臭い対策!簡単に作れるおすすめの消臭剤|みんなの町の水道職人

手作りの消臭剤でトイレの臭い対策!簡単に作れるおすすめの消臭剤

トイレの臭い対策で消臭剤を置いている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、トイレの消臭剤は長くても3か月ほどしか香りが継続しないため、コストパフォーマンスの面で継続購入を悩んでしまいますよね。

スプレータイプの、トイレを使うたびに使う消臭スプレーもありますが、長くて1.5か月ほどしか使えず、置き型よりもさらにコストパフォーマンスが落ちます。

消臭剤を愛用していて、費用面を少しでも抑えたいと考えている方は、手作りしてみていてはいかがでしょうか。

手作りの消臭剤は家に余っている物や、家にある物を使って簡単に作れ、好きな香りを付けられます。

今回は、消臭剤の作り方をご紹介します。

手作り①保冷剤を活用する

ケーキなどの生菓子や、肉・魚といった生鮮食品を買ったときにもらえる保冷剤が、ご自宅の冷凍庫の中で使い道が見つからずに眠っているご家庭も多いのではないでしょうか。

使い道が見つからない保冷剤は、消臭剤の材料にできます。

なぜ保冷剤で消臭剤が作れるの?

保冷材の中身は水と高吸収性ポリマーが混ざった物で、溶けると、凹凸が表面に付いたゼリーのような見た目です。

この凹凸部分には臭いを吸着する働きがあり、消臭剤の材料としてとても優秀な素材になるのです。

ただし、凍らせても柔らかさの残る保冷剤には、エチレングリコールやプロピレングリコールが使われているため、消臭剤の材料には使わないでください。

エチレングリコールやプロピレングリコールは中毒性をもっており、万が一誤飲すると危険です。

参考:ちょっと注目『保冷剤を上手に使う』┃一般社団法人日本化学工業協会

材料

  • 保冷剤(しっかりと固まるもの)
  • 精油やアロマオイル(香水や食用エッセンスでも可能)
  • お好きな容器
  • 割りばしやマドラー
  • ハサミ

作り方

作り方はとても簡単で、保冷剤を常温に戻し、容器の中に保冷材の中身だけを入れ、香り付けをした後に割りばしやマドラーで混ぜるだけです。

香りの強さはお好みで変わりますが、精油の場合、保冷剤一つにつき10滴ほどが適量でしょう。

香りだけではなく色付けもできるため、絵具や水性ペンなどで着色するときれいですし、ミニチュアや小物などがあればお好みで浮かべるとオシャレです。

手作り②コーヒーカスを利用する

ドリップをしたコーヒーを飲む方は、コーヒーカスをごみとして捨てていると思います。

コーヒーカスは乾燥させると優秀な消臭剤になるため、捨てずに利用しましょう。

ただし、乾燥を怠ると雑菌が繁殖する可能性があります。

コーヒーカスを使うときはしっかりと乾燥させるようにしましょう。

材料

  • コーヒーカス
  • お茶パックやガーゼ
  • 耐熱性の皿

作り方

  • 耐熱性の皿にコーヒーカスを入れて電子レンジで水分を飛ばすか、天日干しで水分を飛ばす
  • お茶パックやガーゼで包む

手作り③重曹を使う

重曹では、置き型タイプとスプレータイプの消臭剤を作れます。

トイレの消臭剤としておすすめなのは置き型タイプのため、ここでは置き型タイプの作り方をご紹介します。

また、置き型タイプの場合、湿気を取る効果も期待できるでしょう。

重曹は粒子が軽く、風などで飛ぶ可能性があります。

そのため、粉が飛ぶ対策を施しておくことで、掃除の手間が発生せずおすすめです。

材料

  • 重曹
  • お好きな容器
  • 通気性の良い布
  • 輪ゴム
  • アロマオイルや精油など(香り付けをしたい場合のみ)

作り方

  • 容器に重曹を入れる
  • 香り付けをしたい場合、アロマオイルや精油をたらす
  • 通気性が良い布を容器の口に被せる
  • 布が取れないように輪ゴムで止める

手作り④クエン酸を使う

クエン酸はアンモニア臭に効果があるため、尿の臭いが気になるときに、クエン酸スプレーを吹き付けることで嫌な臭いを解消できます。

ただし、クエン酸の代用品として、酢やレモン果汁を使うことは控えましょう。

酢は独特な酢の臭いが残りますし、レモン果汁はカビが発生する原因の一つです。

材料

  • クエン酸
  • スプレーボトル

作り方

  • 小さじ1程度のクエン酸をスプレーボトルに入れる
  • 水200mlをスプレーボトルに入れる
  • スプレーボトルの蓋を閉じ、しっかりと混ざるようにボトルを振る

手作り⑤エタノールを使う

エタノールはタオルやトイレの便座カバーなど、布類の悪臭に効果が期待できます。

洗濯しても取れない臭いが気になるときは、吹き付けてみてください。

ただし、材料となる無水エタノールはアルコール度数が高く、火気に近づけると引火する恐れがあるため、保存場所や使用するときの環境に注意が必要です。

材料

  • 無水エタノール
  • 精製水
  • エタノールに対応しているスプレーボトル

作り方

  • 無水エタノールを20ml程スプレーボトルに入れる
  • 精製水を30ml程スプレーボトルに入れる
  • スプレーボトルの蓋を閉め、混ぜるために振る

手作りの消臭剤を使うときの注意点

手作りの消臭剤を使うときには、いくつかの注意点があります。

ペットや子どもの手が届かない場所に置く

置き型タイプの消臭剤の場合、誤飲を防ぐためにペットや子どもの手が届かない場所に、消臭剤を置くようにしてください。

また、ペットや子どもにアレルギーがある場合、アレルギー物質を使わないようにしましょう。

香りでもアレルギー反応が出る恐れがあります。

ペットには有害だと言われている香りもあるため、柑橘系やフェノール系の香り、ラベンダーなどの一部ハーブの香りは使わないようにしてください。

香りの効果は永続ではない

市販品の消臭剤と同様に、手作りの消臭剤も香りが永続ではありません。

たとえば、コーヒーカスを利用した消臭剤の場合、1週間程度で効果が無くなります。

トイレの臭いが気になってきたときは、消臭剤を交換しましょう。

使い終わった後の消臭剤は、使った材料によって捨て方が異なるため、お住いの自治体のごみ捨てのガイドラインに則って捨てるようにしてください。

エタノールの扱いには注意が必要

無水エタノールを使った消臭剤を捨てるときは、火災防止のために布類に染みこませ、揮発した後に布類をごみとして捨ててください。

無水エタノールそのものを捨てるときも、同様の捨て方をしてください。

無水エタノールはアルコール濃度が高いため、そのままごみとして捨てることや、排水口に流して捨てることは、ごみ置き場やごみ処理施設、下水での火災につながるために大変危険です。

布類に染みこませて揮発させた後に捨てましょう。

防護する

重曹や無水エタノールは、肌に付着することで肌荒れすることや、目に入ることで失明を招くことがあります。

エプロンやゴム手袋、メガネなど、消臭剤を作るときは身体を防護してから作るようにしてください。

重曹やクエン酸は粉が飛ぶ懸念があるため、扇風機やエアコンの風が当たる場所では触らない方が良いでしょう。

まとめ

消臭剤は自分で作れば費用を抑えつつ、好きな香りで作れます。

ただし、ペットや子どもがいるご家庭では置き場所に注意が必要です。

また、香りは永続ではないので、香りの効果を感じられなくなったときは、新しい消臭剤を準備しましょう。

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