洗面台がつまってしまい、水がうまく流れなくなって困っていませんか？

洗面台でつまりを発生させてしまうと、朝の忙しい時間帯や入浴時に使いにくく困ってしまいますよね。

そのため、洗面台のつまりは、なるべく早めに解決したい部分です。

では、洗面台でつまりを発生させてしまう原因には何が考えられるのでしょうか？

今回は、洗面台でつまってしまった場合の原因や業者の選び方について解説します。

洗面台がつまってしまう原因

自宅の洗面台を使用する人数や環境によっても変化しますが、洗面台がつまるトラブルには、いくつか原因が考えられます。

そのため、まずは自宅の洗面台の使用状況を見直して、どこに原因があるのかを明確にしましょう。

では、主に洗面台がつまってしまう要因はどこにあるのでしょうか？

ここでは、洗面台がつまってしまう原因について解説します。

固形物が流されず残っている

洗面台でつまってしまう原因の一つに、固形物によるものがあります。固形物には、石鹸をはじめヘアゴムやヘアピン、アクセサリーなども含まれます。

洗面台の配管は細く狭いため、小さな固形物が排水口に落ちてしまうだけで、すぐにつまりが発生してしまいます。

そのため、使用する際は落とさないように十分に注意し、保管場所を見直すことも考えておきましょう。

また、固形物がつまってしまった場合でも、すぐにつまりを実感しにくいため、落としたことに気づかない場合もあります。

固形物がつまりの原因になっている場合は、排水管を分解する作業が必要になるため、手間と労力がかかってしまいます。

髪の毛などのゴミが残っている

洗面台では、石鹸の汚れやドライヤーの使用にともなう髪の毛が流れます。

普段こまめに掃除をしていれば、ゴミが原因でつまることはありませんが、水が排水されにくい場合は、少しずつゴミが蓄積されているサインです。

ゴミが溜まっていることがつまりの原因であれば、洗浄剤などを使用することで対処できるかもしれません。

下水管のトラブルが原因でつまっている

洗面台から水が流れにくくなった際は、下水管がつまっている可能性も考えられます。

下水管がつまっている場合は、他の水回りでも逆流を発生させます。そのまま放置しすぎてしまうと、完全に水が排水されなくなってしまうため、業者に修理を依頼する必要があります。

業者に修理を依頼した場合の主な費用相場

洗面台のつまりの症状や自力で対処できない場合は、業者に依頼して修理をすることになります。

しかし、業者によって料金形態は幅広く、サービス内容や保証内容も異なります。そのため、予算や使用環境を考慮して信頼できる業者に相談するようにしましょう。

では、業者に依頼した際、どのような料金が発生するのでしょうか？ここでは、業者に修理を依頼した場合の主な費用相場について解説します。

基本料金

どのサービスを提供する業者でも共通して発生する費用が作業にかかる基本料金です。

基本料金は、特に大きく変動することは少なく、約5,000円前後が費用相場です。大掛かりな修理が必要な場合は、この基本料金が高額になる可能性も考えておきましょう。

パーツ料金

修理する上でパーツの交換が必要になった際に発生する費用です。特に多いのは、排水管のつまりによるパッキンの交換です。

パッキンを始めとするパーツ費用は、型式などによって異なりますが、数百ための円から数千円と幅広く、見積もりの際に確認しておくことが大切です。

専用の機械を導入する場合

洗面台のつまりの状況によっては、高圧洗浄機やトーラー機などの専門の機械を導入することがあります。

このような大掛かりな修理で使用される機器の使用には、別途料金が発生することがほとんどです。

導入する機械にもよりますが、約1万円から1万5,000円が費用相場になります。

また、配管の構造や騒音などの理由から、アパートやマンションなどの集合住宅での導入は難しい傾向にあり料金形態にも幅があります。

現地調査にかかる費用

業者によっては、現状把握のための現地調査で費用が発生する場合があります。

現地調査をすることで、かかる費用がより明確になり予算も立てやすくなります。費用相場は約5,000円から1万円です。

出張費用

出張費用は、修理当日に自宅に訪問するための費用で、遠方から依頼する場合は、その分料金も高くなる傾向にあります。

住まいの場所によって費用は変動しますが、数千円かかると考えておきましょう。

深夜や早朝の割り増し費用

業者によっては、24時間対応している業者もいるため、突然洗面台がつまって使えなくなっても安心です。

しかし、深夜や早朝の時間帯によっては基本料金に特別料金として加算されることがあります。

業者を選ぶ際に押さえておきたいポイント

業者によって料金形態が大幅に異なるため、なるべく信頼できる上料金を安く抑えられる業者を選びたいですよね。

そこで、信頼できる業者を見つけるためのポイントを押さえておくことで、悪質な業者を回避しやすくなります。

では、主にどのような点に注意して選べば良いのでしょうか？ここでは、業者を選ぶ際に押さえておきたいポイントについて解説します。

料金が明確に掲載されている業者

業者を選ぶ際には、ホームページなどに料金形態が詳しく掲載しているかを確認しておきましょう。料金が掲載されていることで予算が立てやすく、追加料金や高額な請求をされることもなくなります。

また、良心的な価格かどうかもチェックしておきましょう。業者に依頼する際の料金相場は、複数社相見積もりを取ることでも確認できます。

安すぎず高すぎず平均的な価格で依頼できれば、安心して作業を任せることができます。

作業実績が豊富な業者

作業実績が豊富な業者は、依頼の数だけ信頼が厚い業者になります。そのため、作業事例や口コミなどもチェックしておきましょう。

写真付きで作業実績が掲載されていれば、自宅で実際に修理をする時のイメージを掴むことができます。

水道局が指定する業者を選ぶ

業者の中には、自治体から指定を受けている業者もあります。指定業者には、スキルの高い担当者や有資格者が多数在籍しているため、通常の業者ではカバーできないようなトラブルも解決できる可能性があります。

作業に心配な人や他の業者に依頼しても修理を受け付けてもらえなかった場合に、選択肢の一つとして検討しましょう。

まとめ

この記事では、洗面台でつまってしまった場合の原因や業者の選び方について解説しました。洗面台は、毎日使用する場所なので、汚れやすく掃除をこまめに行うのも大変な場所です。

しかし、洗面台がつまるタイミングによっては、生活に大きな悪影響を与えてしまい、修理にも時間がかかってしまうため、必ずお手入れを欠かさず行いましょう。

お手入れを欠かさず行っても、必ずしもつまりによるトラブルが発生しなくなるわけではありません。そんな時に気軽に相談できる業者を見つけておくことで安心して生活ができます。