こんにちは、水道職人の矢野です。
10月に入り町並みがハロウィンの気配をまとい始めましたね。
近年、ハロウィンにまつわるイベントは盛んで、外出先だけではなく、自宅で楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
自宅での飾りつけは部屋だけではなく、トイレもハロウィン仕様に飾り付けているという方もいらっしゃると思います。
小物の飾り付けやウォールステッカーを使うだけで、手軽にハロウィン仕様にできるので楽しいですよね。
しかし、楽しいハロウィンの飾り付けですが、扱いに気を付けないとつまりなどのトラブルが起こる可能性があるのです。
今回は気を付けたい、ハロウィンの飾り付けによるトラブルについて、ご紹介します。
小物がトイレの中に落下
ハロウィンの飾り付けに使うジャック・オー・ランタンや、黒猫の小物は、比較的小ぶりのものが多く、てのひらに収まるものがたくさん販売されています。
てのひらに収まるサイズの小物は、トイレの中に落とし水洗してしまうと、排水口のつまりを招くのです。
トイレタンクの上やトイレまわりの棚、窓の枠に飾り付けを置くときは、トイレの中に落とさないように気を付けましょう。
とくにトイレタンクの蓋は、ツルツルとしていて滑りやすいため、少し手が触れただけでトイレの中にすべての飾り付けが落ちてしまうこともあります。
トイレを使った後は、水洗する前にトイレの蓋を閉めた方が良いでしょう。
トイレにスマホ(スマートフォン)を持ち込んでいる方は、一時的にタンクの蓋の上に置く場合があります。
置いているときにスマホが震えて、振動で飾り付けが落ちるということもあるでしょう。
トイレの中に飾り付けが落ちないように、注意してください。
手洗い部分のつまり
トイレタンクに付いている手洗い部分の飾り付けは、排水口のつまりに気を付けましょう。
トイレタンクの手洗い部分は淡泊な印象を受ける方が多く、飾り付け製品が人気です。
そのため、ハロウィンだけではなく、年中飾り付けているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
タンクの手洗い部分の排水口がつまると、水洗のときに蛇口から吐水された水があふれ、水浸しになってしまいます。
つまらせないために、排水口よりも大きな小物を飾るか、排水口の中に流れていかないようにネットを張るなどの対策を施してください。
なお、飾り付けが多いと排水口に水が流れていく状態であったとしても、少量ずつしか流れていかず、排水が間に合わなくなります。
この場合も、水があふれてしまうので、飾り付ける量にも注意が必要です。
ウォールステッカーが剥がれない
ハロウィンの飾り付けにはウォールステッカーという、跡が残らずに剥がせる、屋内の飾り付け用のシールがあります。
ウォールステッカーは簡単に剥がせるという魅力がありますが、使う場所の状態によっては、きれいに剥がれなくなることもあるのです。
ドライヤーを使って剥がす
ウォールステッカーで飾り付けるのは、トイレの蓋やタンク、壁、床という方がほとんどではないでしょうか。
タンクは衛生陶器性のため簡単に剥がせますが、プラスチック製の蓋は、傷が付いていることがあり、剥がれないことがあります。
これは壁や床も同様で、剥がれにくいときはドライヤーで温めることを試してみてください。
壁や床の場合は、傷ではなく材質によって剝がれやすさと剥がれにくさが変わることもあるでしょう。
なお、タンクも状態によって、ウォールステッカーを剥がしにくくなっている場合があります。
ドライヤーを使うときは、1度温めて終わりではなく、剥がしている間はずっと温風を当てていた方が剥がしやすいでしょう。
また、剥がし始めたら上から当てるのではなく、剥がしている面から温風を当てるとさらに剥がしやすくなります。
ドライヤーで剥がれないとき
ドライヤーを使っても剥がれないときは、シール剥がしスプレーやスクレーパーを使うことを検討すると思います。
このとき、シール剥がしスプレーを使える材質であるかどうかや、スクレーパーで傷付かないかどうかに注意を払いましょう。
シール剥がしスプレーが使えない材質で使うと、変色したり、使った部分が傷む可能性があります。
また、スクレーパーにはヘラ部分が金属製のものやプラスチック製のものがあり、金属製の方がより傷が付きやすいため、剥がすときに注意が必要です。
まとめ
ハロウィンの飾り付けは楽しく、自宅がハロウィン仕様になることで、よりハロウィンを楽しめます。
しかし、ハロウィンの飾り付けから起こるトイレのトラブルは多いため、注意してください。
万が一、ハロウィンの飾り付けでトイレの便器・手洗い部分がつまったときや、ウォールステッカーが剥がせなくて困ったときは、みんなの町の水道職人にご相談ください!
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