毎日プールに水を入れるなど、特別な使用法はしていないのに、水道料金が高くなっていて驚いた経験がある方もいるのではないでしょうか。
水道料金が高くなったかもしれないと感じるときは、水漏れや水道の使用方法が変わっていること、設備の老朽化が考えられます。
原因次第では毎月同額程度の請求が届くことや、さらに水道料金が高くなることも考えられます。
一つひとつ確認し、原因を突き止めた方が良いでしょう。
今回は水道料金が高くなる原因や、対策、予防法についてご紹介します。
目次
⽔道料⾦が上がる意外な原因
水道料金が高いときに真っ先に思い浮かぶのは水漏れでしょう。
しかし水道料金は、水漏れ以外でも高くなるケースがあるのです。
⽔漏れのチェックポイント
水道料金が高いときは、最初に水漏れしていないか点検してください。
水漏れの点検は、水道メーターのパイロットが動いているかで確認できます。
水道メーターでの水漏れ点検の方法①
- 屋外に設置している蛇口も含め、家中の蛇口を閉める。
- 水道メーターのパイロットと呼ばれる、小さな部品が動いていないかを確認する。
- 水道メーターに表示されている数字や目盛りを確認する。
蛇口を閉めているのにパイロットが動いているときは、水漏れがどこかで起きています。
パイロットは小さく、動いていても気が付かないことがあります。
念のため水道メーターに表示されている数字や目盛りも確認し、記録しておきましょう。
パイロットが動いているときは、どこで水漏れしているかを特定します。
水道メーターでの水漏れ点検の方法②
- 家中の蛇口を閉めた状態で、家中の蛇口に付いている止水栓を閉める。
- 水道メーターでパイロットが止まっているか確認する。
- 止水栓を一つ開ける。
- 水道メーターでパイロットが動いていないか確認する。
- 次の止水栓を開け、水道メーターのパイロットを確認する。
- パイロットが動くまで繰り返す。
止水栓を開けパイロットが動いたときは、止水栓の先に付いている蛇口で水漏れしています。
まだ水漏れの点検をする蛇口が残っている場合、再度止水栓を閉め、他の蛇口も点検しましょう。
パイロットが動いているかどうかが分からないときは、水道メーターの目盛りを見てください。
表示されている数字が変わっているときや、針が指し示す数字が変わっている場合、水漏れしています。
止水栓をすべて閉めているのにパイロットが動いているときは、水道管で水漏れしている可能性があります。
みんなの町の水道職人などの水道修理業者に連絡し、漏水点検を依頼しましょう。
使⽤⽅法の⾒直しポイント
水漏れしていないのに水道料金が高くなっているときは、水道の使用方法を見直しましょう。
夏の間はシャワーだけだったけれど、冬になったので湯船にお湯を張るようになった場合、夏と比較すると水道料金が高くなります。
毎年のことで、水道料金にある程度の想定ができているでしょう。
しかしお住まいの自治体が水道料金の値上げをしている場合、前年度と比較して高くなっていることがあります。
値上げ分だけ料金が上がっているのか、それともさらに超過しているのか確認してみてください。
季節に関係なく毎日お湯を張っている場合や、お住まいの自治体の値上げを考慮しても高いと感じる場合、何か変化が起きていないか確認しましょう。
たとえばご家族の在宅時間が増えている場合、トイレなどの使用回数が増えるため、水道料金は高くなります。
手を洗うときに水を流しっぱなしにしている場合、在宅時間の増加により水道料金も高くなるでしょう。
タッチレスタイプの蛇口を設置している場合、センサーの上をペットが通ることで反応したり、誤って手動ボタンを押して止め忘れることもあるかもしれません。
ご家族に声をかけたり、自分の行動を振り返るなどして、使用方法を見直してみてください。
設備の⽼朽化が引き起こす問題
水まわり設備が老朽化すると、水が流れっぱなしになり、水道代が高くなるケースがあります。
水まわり設備の寿命は10年~20年程度の製品が多く、寿命を超えた製品は内部に使用されている部品などが劣化し、正常に働かないことがあります。
また摩耗したり穴が空いたりして、水漏れに発展することもあるでしょう。
蛇口の老朽化は比較的気が付きやすいですが、トイレの老朽化は気が付きにくい傾向にあります。
とくに蓋をして水洗する場合、水が暫くの間流れていても気が付かないことがあります。
トイレタンクの中にある給水弁が老朽化で破損すると、水がいつまでも止まらずに流れ続け、タンクの中にも給水され続けるでしょう。
完全に破損していて閉まらない場合、排水が追い付かず便器の中から溢れることや、次にトイレを使用するときにまだ水が流れていて気が付きます。
しかし動作がゆっくりでも閉まる場合、老朽化による破損に気が付かないことがほとんどです。
封水の量が大幅に増えていれば気が付きますが、少し増えた程度では気が付かないでしょう。
老朽化による破損で水が流れ続けることで、水道料金が高くなってしまうのです。
原因別の具体的な対策⽅法
水道料金が高くなることを防ぐためには、水漏れ対策を施したり、水道の使用方法を変更したり、水まわり設備を交換しましょう。
水漏れ対策
水漏れ箇所が特定できているときは、修理し、修理でも水漏れが直らないときは交換しましょう。
水漏れの修理は自分でできる修理もあります。
蛇口のパッキン交換や蛇口本体の交換、トイレタンクの部品交換といった、水道管を触らない修理と交換は自分でできます。
水道管の修理や交換は、みんなの町の水道職人などの、水道修理業者に依頼してください。
自分で修理や交換をすると、適切な対応ができていない場合、水道の中に異物が混入する恐れがあるため、大変危険です。
また水漏れの原因を特定できない場合や、部品交換などが自分で難しい場合も、みんなの町の水道職人などに依頼しましょう。
使用方法の変更
水道を使うときに、水を使用していないタイミングがあると思います。
水をしないタイミングでは、こまめに蛇口のハンドルを閉めるようにしましょう。
手を洗っているときや顔を洗っているときなど、ハンドルを触れば泡がハンドルに付着するため、それが嫌だと感じている方もいるかもしれません。
レバータイプのハンドルの場合、ハンドル操作を腕や手の甲でも行えるので、泡が付いていない部分で操作しましょう。
野菜を洗うときも水を流したままという方がほとんどだと思います。
白菜は内側にアブラムシが付着している可能性があるため、流水で洗浄した方が良いでしょう。
しかし多くの野菜は表面だけを洗うのではないでしょうか。
ためた水で洗うことで、水道料金の節約ができます。
ご家族の中に水を流しっぱなしにしている方がいる場合、水道料金を節約したいということを伝え、協力を仰いだ方が良いでしょう。
水まわり設備の交換
老朽化している水まわり設備があれば、思い切って交換することで、水道料金と後々の修理に係る費用を抑えられます。
水まわり設備の交換は多くの費用が発生するため、修理で済ませたいと考える方がほとんどだと思います。
しかし老朽化している水まわり設備は、一度修理で持ち直しても、すぐにまた別の場所で問題が起こるということが少なくありません。
何度も修理を繰り返す内に、交換するよりも高い費用を支払っているということもあるのです。
先々のことを考えて交換してしまうことで、修理に係る費用が不要になります。
トラブル予防のための次の⼀⼿
まだ水道料金は高くなっていないけれど、昨今の値上げ事情を考慮すると水道料金が上がるようなことは控えたい。
このように考えている方もいると思います。
水道料金が上がることを抑えたい方は、水まわり設備の定期的なメンテナンスがおすすめです。
水漏れが起こるような亀裂などの破損が発生していないか、トイレタンクのレバーは正常に動くか、水勢いが減っていないかなどを定期的に点検しましょう。
常に意識して点検しておくことで、水漏れにすぐに気付け、水漏れによる水道料金の高騰が予防できるのです。
またみんなの町の水道職人などの水道修理業者に、清掃や点検などのメンテナンスを依頼してみてください。
定期的に清掃やメンテナンスを施すことで、水まわり設備の状態を良く保てます。
これにより、老朽化を遅らせられるのです。
水漏れなどのご相談はみんなの町の水道職人へ!
水漏れなどのお困りごとは、みんなの町の水道職人にお任せください!
みんなの町の水道職人では、水漏れの修理や交換、漏水点検、水まわり設備の交換など、水まわり全般のお困りごとを承っております。
修理と交換のどちらが良いか考えられるお客様は多く見受けられます。
どちらにすべきか迷ったときも、みんなの町の水道職人にご相談ください!
ご訪問したスタッフがお客様のお話を親身に伺い、提案いたします。
水まわりのお困りごとは、いつでもお気軽に、みんなの町の水道職人にご連絡くださいませ!