【プロが伝授】キッチン下の異変に注意!カビ・水漏れ早期発見マニュアル【水道職人:公式】|みんなの町の水道職人

【プロが伝授】キッチン下の異変に注意!カビ・水漏れ早期発見マニュアル【水道職人:公式】

キッチンのシンク下は、普段はあまり気にかけることのない場所かもしれません。

しかし実は、カビの繁殖や水漏れなど、住まいのトラブルが密かに進行している危険地帯でもあるのです。

初期のサインを見逃してしまうと、被害が広がり、リフォームが必要な大規模工事につながることもあるかもしれません。

今回は、水回りのプロの目線で「シンク下に潜むリスク」と「チェックポイント」を詳しくご紹介します!

シンク下はなぜカビや水漏れが起きやすいの?

シンク下は、カビや水漏れトラブルが発生しやすい場所です。

その理由は、シンクが持つ環境にあります。

  • 湿度が高い
  • 暗くて換気しにくい
  • 水道管や排水管が集中している
  • 掃除の頻度が少ない など

特に、シンク下収納の中に物をたくさん詰め込んでいると、さらに湿気がこもりやすくなり、カビの温床になります。

また、配管の経年劣化やパッキンの傷みによって、知らない内にじわじわと水漏れしているケースも少なくはありません。

【要注意】見逃しやすいカビ・水漏れのサインとは?

水漏れやカビを防ぐためには、どのような兆候に気が付けば良いのか、悩んでしまいますよね。

プロが注目している「シンク下の異変サイン」をご紹介します。

①カビ臭いにおいがする

シンク下を開けた瞬間、ムワッとかび臭いにおいを感じたら要注意です。

見える場所にカビが生えていなくても、配管周りや壁、床材の裏側でカビが繁殖している可能性があります。

【特にこんなにおいに注意!】

  • 土のようなにおい
  • 濡れた雑巾のようなにおい
  • 酸っぱいにおい

カビは目に見える前に、まずにおいで存在を知らせてくるのです。

②棚板がふわふわしている

シンク下の棚板底板部分を押してみてください。

もし、ふわふわと弾力があったり、ブカブカ沈むような感覚があれば、内部で板材が水分を吸って劣化している証拠です。

これは、慢性的な水漏れが発生している可能性が考えられます。

特に、合板やパーティクルボード製の棚板は、水を吸うとすぐに膨らみ、脆くなるため注意が必要です。

③配管の根元に水滴がついている

シンク下の排水管や給水管の接続部分に、水滴がついていないかよく見てください。

水滴がポツポツ付着している場合、わずかな水漏れが始まっています。

最初は数滴でも、放置すると大量の水漏れへと発展し、カビだけでなく、シンク下収納の腐食や階下漏水)にまでつながることもあるのです。

④不自然なシミや変色

シンク下の壁や棚板に、黒ずみや黄ばみ、輪染みができていないかをチェックしましょう。

これは、水分が染み込んだ痕跡であり、カビや水漏れによるものだと考えられます。

見た目には乾いているように見えても、内部は湿ってカビが繁殖している場合もあるのです。

⑤配管から音がする

排水管や給水管から、ポタポタという水滴音がしたり、シューッという空気漏れのような音が聞こえたりする場合も要注意です。

これらの異音も、水漏れや亀裂のサインというケースがあります。

普段は気にしない音だからこそ、ちょっとした異変に敏感になりましょう。

【プロ直伝】シンク下チェックのコツ

カビや水漏れのサインに気が付くためには、定期的なチェックが不可欠です。

ポイントを押さえて、シンク下の診断をしてみましょう。

ポイント1:月に1回はシンク下を開けてチェック!

収納物を取り出し、目視・手触り・嗅覚でチェックします。

【チェック項目】

  • 配管まわりの水滴や結露
  • 棚板のふわふわ感
  • 壁や床のシミや黒ずみ
  • カビ臭いにおい

収納物を詰め込みすぎないことも、湿気対策には重要です。

ポイント2:キッチンマットや防水シートを敷く

あらかじめ棚板に防水シートを敷いておくと、万が一の水漏れも早期発見しやすくなります。

100円ショップやホームセンターでも手軽に購入できるのでおすすめです。

また、キッチンにキッチンマットを敷いておくことで、溢れ出てきた水漏れに気が付きやすくなるでしょう。

キッチンマットには床材を水漏れから守る働きもあります。

ポイント3:配管のナットは手で軽く締め直す

シンク下の配管接続部分(ナット)は、使用年数とともに緩むことがあります。

レンチで無理に締めると破損することもあるため、手で軽く締め直す程度にしておきましょう。

しかし、手で締め直すには力が足りないということもあります。

この場合はレンチを使い、力を籠めすぎない程度に締めてください。

異変に気が付いたときの対処法

万が一、カビや水漏れの兆候を見付けた場合には、放置せずに早めに対処しましょう。

軽度のカビなら自力で掃除も可能

目に見える範囲の軽度なカビであれば、アルコールスプレーやカビ取り剤を使って除去できます。

ただし、素材を傷めないように注意しながら行ってください。

また、手や目に薬剤が付着することを防ぐために、ビニール手袋やゴーグル(メガネ)を着用して行いましょう。

水漏れは必ず水道修理業者に相談を!

水漏れが疑われる場合は、必ずみんなの町の水道職人などの水道修理のプロに相談しましょう。

小さなにじみでも、配管内部に大きな劣化が進んでいる場合があるため、素人判断での放置や対処は危険です。

早期発見・早期修理が、結果的に大きな出費を防ぐカギになります。

シンク下の水道トラブルはみんなの町の水道職人へ!

シンク下の水漏れやカビといった水道トラブルは、みんなの町の水道職人にお任せください!

シンク下は、普段見えにくい場所だからこそ、異変に気が付きにくいもの。

しかし、カビや水漏れは早期発見・早期対処が鉄則です。

今回ご紹介したチェックポイントを参考に、シンク下を点検してみてください。

そしてもし、少しでも異変を感じたら、無理をせず、私たちみんなの町の水道職人の力を頼ってください。

小さな違和感に気が付くことが、住まいと家族を守るための第一歩になるのです。

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