洗面台の詰まりはマウスウォッシュが原因かも?意外な理由と解決策【水道職人:公式】|みんなの町の水道職人

洗面台の詰まりはマウスウォッシュが原因かも?意外な理由と解決策【水道職人:公式】

毎日のオーラルケアにマウスウォッシュを使用している方は多いのではないでしょうか。

お口をスッキリさせる便利なアイテムですが、実は洗面台の詰まりを引き起こす原因になることがあります。

液体であるマウスウォッシュがなぜ排水管を詰まらせるのか、疑問に思う方もいるでしょう。

そこで今回は、マウスウォッシュが引き起こす意外な排水トラブルの原因と、ご自宅でできる具体的な対処法について解説します。

マウスウォッシュが洗面台を詰まらせる意外な2つの理由

液体であるはずのマウスウォッシュが詰まりの原因になる理由には、主に2つの要因が絡み合っています。

理由①細部への蓄積

アルコールや殺菌成分などが含まれるマウスウォッシュは、排水管内に残ると、髪の毛や歯磨き粉、石けんカスなどと混ざり、粘着性のある付着物として残ることがあるでしょう。

とくに、排水口のトラップ部分や排水管の湾曲部(わんきょくぶ)には注意が必要です。

細部に残った少量のマウスウォッシュが汚れを絡め取ることで、徐々に詰まりの要因が蓄積していきます。

これが長期間繰り返されることで、水の通り道を狭めてしまうのです。

理由②他の汚れと混ざって付着・堆積

洗面台には、歯磨き粉や皮脂汚れ、石鹸カスなどさまざまな汚れが流れ込みます。

これらの汚れにマウスウォッシュの成分が結びつくと、粘着性のあるヘドロ状の塊に変化することがあるでしょう。

とくに、とろみのあるタイプや粘性のあるマウスウォッシュは他の物質を巻き込みやすく、頑固な詰まりの引き金になってしまうことがあるのです。

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【成分別】マウスウォッシュと詰まりリスクの比較

マウスウォッシュの種類によって、排水管への影響は異なります。

以下の表で、それぞれの特徴とリスクを解説します。

種類主な成分詰まりリスク特徴
液体タイプアルコールや香料など中程度揮発性が高く乾燥による結晶化が起きやすい
とろみタイプ保湿成分や増粘剤など高い排水管内に留まりやすく他の汚れを吸着しやすい
パウダータイプ重曹や天然クレイなど低い水に溶けやすく、排水管内に残りにくい

詰まったらどうする?解消するための具体的な作業手順

もしもマウスウォッシュが原因で詰まりが発生した場合、どうすればよいのでしょうか。

このようなときは、洗面台の流れが悪くなったと感じた段階で、早めの対処することが重要です。

なお、作業中は換気をしっかりと行い、ゴム手袋などを着用して手肌を保護するようにしましょう。

お湯と重曹+クエン酸を使用した方法

環境に優しく、ご家庭にあるもので手軽にできる詰まりの解消方法は、お湯と重曹+クエン酸を使用する方法です。

ただし、この方法は軽度の詰まりには効果を見込めますが、重度の詰まりには効果を感じにくいことがあります。

試してみても改善しない場合は、他の方法でも対処してください。

なお、重曹+クエン酸を使用した後に、市販のパイプクリーナーを使用すると、有毒ガスが発生する恐れがあるため、大変危険です。

同じ日に時間差で試すことはせず、1日以上開けてから試すようにしてください。

【作業手順】

  • 排水口のゴミ受けやヘアキャッチャーを取り外してきれいに洗う
  • 排水口の周りに重曹をたっぷりと振りかける
  • 重曹の上からクエン酸を振りかけ、少量の水を垂らして発泡※させる
  • そのまま30分ほど放置して汚れを浮かせる
  • 40~50度程度のお湯を、様子を見ながらゆっくりと流し込んで汚れを洗い流す

※液体タイプのクエン酸を使用する場合、発泡に水を使用しないことがあります。

 クエン酸を使用する前に、取扱説明書をご確認ください。

市販のパイプクリーナーを使用した方法

頑固な詰まりには、市販のパイプクリーナーが効果的です。

ただし、排水管の状態次第では、パイプクリーナーを使用することで排水管の劣化が進む可能性があります。

水漏れの疑いがある排水管や、築年数が経過している排水管の場合、水道修理業者に相談することもご検討ください。

【作業手順】

  • 製品の取扱説明書をよく読み、適切な使用量を計量
  • 換気を十分に行いながら、排水口に直接パイプクリーナーを注ぎ入れる
  • 指定された時間通りに放置する
  • 蛇口から十分な水を流して、しっかりと洗い流す

関連記事:排水口掃除を正しく行う方法!詰まりや悪臭を防ぐ具体策

マウスウォッシュによる詰まりを予防!洗面台のトラブルを防ぐ毎日の習慣

詰まりを予防するためには、日頃のちょっとした心がけが大切です。

マウスウォッシュを吐き出した後は、必ず多めの水でしっかりと洗い流すようにしてください。

排水管内にマウスウォッシュの成分を残さないことが、効果的な予防策です。

また、排水口のゴミをこまめに取り除き、必要に応じて製品表示に従いパイプクリーナーを使用することもおすすめです。

洗面台まわりを定期的に手入れしておくことで、詰まりの予防につながります。

関連記事:排水口のつまりの原因は?ご自身でできる解消方法を紹介

マウスウォッシュと洗面台の詰まりに関するQ&A

最後に、お客様からよく寄せられる疑問にお答えします。

Q1.熱湯を流せば詰まりは解消しますか?

熱湯を直接排水口に流し込むのは、絶対に避けてください。

塩化ビニル製の排水管は熱に弱く、変形や破損の原因となります。

お湯を使用する場合は、50度程度のぬるま湯を使用してください。

Q2.毎日掃除していれば詰まりませんか?

表面的な掃除だけでなく、見えない排水管内のケアも重要です。

製品に表示されている使用頻度を守り、定期的なパイプクリーナーを使用した洗浄を行うこともおすすめです。

目に見えない汚れの蓄積を防ぐことが、排水管を長持ちさせる秘訣です。

Q3.どんなマウスウォッシュを選べばよいですか?

詰まりを気にする方は、水に溶けやすいサラサラとしたタイプがおすすめです。

とろみのある保湿成分が多く含まれるものは、使用後にしっかりと洗い流すよう心がけてください。

なお、口腔状態によって選ぶマウスウォッシュは異なるため、排水管のことだけ考えるのではなく、口腔状態に合わせたものを選ぶようにしましょう。

快適な洗面台環境を維持するために

マウスウォッシュという意外な原因が、洗面台の詰まりトラブルを引き起こすことがあります。

毎日のオーラルケアに欠かせないアイテムだからこそ、詰まらせないために正しい使用方法と後処理が重要です。

少しの工夫と定期的なメンテナンスで、ご自宅の洗面台を詰まらない状態に保ちましょう。

しかし、どれだけ対策を講じていても詰まってしまうことがあります。

このようなとき、万が一ご自身での解決が難しいと感じた場合は、水まわりのトラブルのプロである「みんなの町の水道職人」にご相談ください。

最寄りの作業員が最短30分で駆けつけ、詰まりトラブルの改善に努めます。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

監修者

和田 大輝

主任

和田 大輝

《略歴》

水道メンテナンスの第一線で活躍する、公益財団法人給水工事技術振興財団によって認定された給水装置工事主任技術者。
私は国家資格としての優れたスキルと専門知識を有しており、給水システムにおける高度な技術力を誇ります。
当コラムでは給水工事における主任技術者の視点から、水回りのトラブル対応のアドバイスや家庭で実践可能な応急対応等について解説しています。
給湯器・排水口の水回りトラブルでお困りでしたら「みんなの町の水道職人」にお任せください。

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