
暑い日や外で遊びにくい日は、お風呂(浴室)での水遊びをご家庭で楽しむ方もいるでしょう。
お風呂なら水を使用しやすく、遊んだあとに体を洗えるため、庭やベランダより準備しやすいと感じるかもしれません。
一方で、お風呂はもともと入浴のための場所であり、水遊びをする場合は温度管理や安全確認が欠かせません。
冷たすぎる水は体を冷やしやすく、熱すぎるお湯はのぼせややけどにつながるおそれがあります。
また、遊びに夢中になると時間が長くなり、体調を崩してしまうこともあるでしょう。
お風呂での水遊びは、注意点が複数あります。
そこで今回は、お風呂で水遊びをするときの温度の目安や、遊ぶ前の準備、遊んだあとの水まわりチェック方法について解説します。
目次
お風呂で水遊びをするときの温度の目安

お風呂で水遊びをするときは、入浴と同じ感覚でお湯をためるのではなく、遊ぶ時間やお子様の体調に合わせて温度を調整することが大切です。
とくに夏場は「水遊びは冷たい水でよい」と考えがちですが、冷たすぎる水は体への負担になります。
基本はぬるめの温度にする
お風呂で水遊びをする場合は、30〜35℃程度を目安に、冷たすぎず熱すぎない温度に調整しましょう。
大人が少しぬるいと感じる程度でも、お子様にとってはちょうどよい場合があります。
ただし、年齢や体調、浴室の室温によって感じ方は変わります。
手だけで判断せず、温度計を使用して確認し、顔色や体の冷え、汗のかき方を見ながら短時間で区切って遊びましょう。
とくに小さなお子様と遊ぶ場合は、熱いお湯をあとから足す方法は避けたほうがよいため、水遊びを始める前にしっかりと温度調整を行っておきましょう。
なお、給湯温度を高めに設定したままにしていると、誤って熱いお湯が出る可能性があるため、遊ぶ前に設定温度も確認しましょう。
夏でも冷水は避ける
暑い日は冷たい水で遊ばせたくなることがあります。
しかし、お風呂内で座ったまま水に触れていると、思った以上に体が冷えることがあるのです。
とくに、長く遊んでいると唇の色が悪くなったり、体が震えたりすることがあります。
水遊びの場合でも、冷水ではなく、ぬるめの水温に調整することがポイントです。
また、遊んでいる途中で体が冷えてきた場合は、早めに切り上げましょう。
お子様が楽しんでいても、無理に遊び続けると体調不良につながる可能性があります。
温度以外に確認したい安全ポイント

お風呂での水遊びは、水温だけを調整すればよいわけではありません。
お風呂は濡れると滑りやすく、浅い水でも事故につながることがあります。
温度、水量、時間、見守りをセットで考えましょう。
水量は浅めにする
水遊びでは、浴槽いっぱいに水をためる必要はありません。
お子様が座った状態で遊べる程度の浅い水量にし、立ち上がったり、浴槽内で動き回ったりしないように見守りましょう。
水が少なくても、顔が水に近づいた状態になると危険です。
保護者はお風呂の外から声をかけるだけでなく、すぐ手が届く距離で見守り、目を離さないようにしてください。
もしも電話や家事でその場を離れる場合は、必ず一度水遊びを中断しましょう。
時間は短めに区切る
お風呂での水遊びは、楽しくなるほど長くなりがちです。
しかし、お風呂は湿気がこもりやすく、体温調整もしにくい場所です。
目安としては、最初から長時間遊ばせず、短めに区切って様子を見ましょう。
顔色が悪い、眠そうにしている、寒がる、汗をかきすぎているといった変化がある場合は、早めに終わらせてください。
水温だけでなく、室温やお子様の体調を見ながら判断することが大切です。
水遊び前の準備

お風呂で水遊びを始める前には、お風呂の安全確認と水まわりを準備しておきましょう。
これらを確認しておくことで、遊んでいる最中の転倒や排水口のつまりトラブルを防ぎやすくなります。
【遊ぶ前のチェック項目】
- お風呂の床のぬめり確認
- 排水口のヘアキャッチャーを正しく取り付ける
- 髪の毛や石けんカスがたまっている場合は取り除く
- 給湯温度を確認し、熱いお湯が出ないようにする
- 温度計での水温確認
- 小さすぎるおもちゃや、外れやすい部品はお風呂に持ち込まないようにする
とくに排水口まわりは見落としやすい場所です。
おもちゃの部品やシール、紙類などが流れると、水遊びのあとに排水不良の原因になることがあります。
また、水遊びの前に排水の流れを確認しておくと、遊んだあとに水が引きにくくなるトラブルに気づきやすくなるため、事前に確認するようにしましょう。
関連記事:お風呂の排水口の流れが悪い!原因と今すぐできる対処法を解説
追い焚きや足し湯をするときの注意点

お風呂の水温は、時間が経つにつれて下がっていきます。
そのため、水遊びの最中に熱いお湯を足す場合は、やけどや温度ムラに注意が必要です。
水遊び中に追い焚きや足し湯をすると、浴槽内の一部だけ温度が高くなることがあります。
お子様が熱い部分に触れると、驚いて転倒したり、やけどにつながったりするおそれがあります。
追い焚きや足し湯をする場合は、いったんお子様を浴槽から出し、よく混ぜてから温度を確認しましょう。
また、自動湯はりや追い焚き機能があるご家庭では、操作ボタンをお子様が触らないように注意しましょう。
遊んだあとの排水口のチェック

水遊びが終わったあとは、排水口まわりを確認しましょう。
遊び道具や泡、髪の毛などを放置すると、ぬめりやニオイ、つまりにつながることがあります。
片付けと排水口掃除
- 浴槽や床に残ったおもちゃをすべて回収する
- おもちゃの部品が外れていないか確認する
- 浴槽の水を少しずつ流し、排水の流れを確認する
- ヘアキャッチャーに髪の毛やゴミがあれば取り除く
- 床や壁に泡や汚れが残っている場合は、シャワーで流す
- 最後に換気扇を回し、お風呂内の湿気を逃がす
チェック時のポイント
排水口からニオイが上がる場合や、排水に時間がかかる場合は、排水管の奥に汚れがたまっている可能性があります。
見える範囲・手が届く範囲を掃除しても改善しないときは、水道修理業者へ相談しましょう。
「みんなの町の水道職人」では、お風呂の排水不良や排水口まわりのトラブル、水漏れなどのご相談を、年中無休で承っています。
関連記事:お風呂の排水口はなぜ臭う?原因と今すぐできる3つの対処法
お風呂の水遊びに関するQ&A

お風呂で水遊びをするときは、温度や時間、給湯設備の扱いについて迷うことがあります。
ここでは、よくある疑問にお答えします。
Q1.水遊びで使用する水の温度は何℃くらいがよいですか?
目安は30〜35℃程度のぬるめです。
ただし、お子様の年齢や体調、お風呂の室温によって感じ方は変わります。
手の感覚だけで判断せず、温度計を使用して確認することがおすすめです。
Q2.暑い日は水だけでもよいですか?
冷水だけで長く遊ぶと、夏でも体が冷えることがあります。
とくに小さなお子様は体調の変化をうまく伝えられない場合があるため、唇の色や震え、疲れた様子が見られるときは、早めに切り上げましょう。
Q3.途中でお湯を足してもよいですか?
足し湯をする場合は、いったんお子様を浴槽から出してから行いましょう。
熱いお湯が直接体に触れたり、浴槽内に温度ムラができたりすると、やけどなどのおそれがあるため危険です。
また、足し湯後はよく混ぜ、温度計で温度を確認してから再開してください。
安全な温度管理で楽しい水遊びを

お風呂で水遊びをするときは、30〜35℃程度のぬるめを目安にし、冷水だけの水遊びは避けてください。
暑い日でも冷水だけで長く遊ぶと体が冷えやすく、反対に熱すぎるお湯はのぼせややけどにつながるおそれがあります。
くわえて、水量は浅めにし、遊ぶ時間は短く区切り、保護者が必ずそばで見守り、目を離さないようにしましょう。
また、水遊びのあとは排水口のゴミやおもちゃの部品を確認し、小さなお子様がいるご家庭では浴槽の水を抜いておくことも大切です。
水遊びのあとに排水の流れが悪い、ニオイが気になる、水が引きにくいといった症状がある場合は、お風呂の排水口や排水管に汚れがたまっている可能性があります。
楽しい水遊びを続けるためにも、温度管理と水まわりの点検をあわせて行い、安心して使用できるお風呂環境を整えていきましょう。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。










