
海の日は、海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う祝日です。
海水浴やレジャーを楽しむ日という印象が強いかもしれませんが、海は食、物流、気候、観光など、私たちの生活と深くつながっています。
また、海の日を含む夏の連休に、外出や帰省、海辺のレジャーを予定するご家庭もあります。
帰宅後に砂や泥が付いた衣類を洗濯したり、浴室で体を洗ったりする場合は、砂やゴミが排水口へ流れ込まないよう注意が必要です。
この記事では、海の日の由来を紹介しながら、夏のレジャー後に気を付けたい水まわりの管理について解説します。
目次
海の日とはどのような祝日?

海の日は、海の恵みや海洋国としての日本を意識するための祝日です。
現在は7月の第3月曜日に定められており、夏の連休として親しまれています。
海の恩恵に感謝する日
日本は四方を海に囲まれており、古くから海とともに暮らしてきました。
魚介類などの食べ物、船による輸送、港町の文化、海辺の観光など、海は生活のさまざまな場面に関わっています。
海の日は、そうした海の恩恵に目を向ける日です。
普段は意識しにくい水の循環や、海と川、雨、生活排水のつながりを考えるきっかけにもなります。
ご家庭で使用した水は、処理を経て川や海へ戻っていきます。
水まわりを清潔に保ち、油やゴミを排水口へ流さないことも、身近な水環境を守る行動の一つです。
現在は7月の第3月曜日
海の日は、現在7月の第3月曜日に設けられています。
もともとは7月20日とされていましたが、祝日を月曜日へ移して連休にする制度により、現在の形になりました。
そのため、年によって日付は変わります。
海の日が近づくと、海水浴、プール、キャンプ、帰省など、夏の予定を立てるご家庭も多いでしょう。
楽しい予定とあわせて、外出前後の水まわり確認もしておくと安心です。
海の日の由来

海の日の由来は、明治時代の出来事にあります。
意味を知ると、海の日を楽しむだけでなく、海と暮らしの関係も見えてくるのではないでしょうか。
明治天皇の航海に関わる出来事
海の日は、明治天皇が東北地方を巡幸(じゅんこう)された帰りに、灯台巡視船「明治丸」で航海し、1876年7月20日に横浜港へ到着されたことが由来です。
この日を記念して、のちに海の記念日とされました。
その後、海の重要性を広く伝える日として、国民の祝日である海の日へつながっていきます。
海の日は、海水浴やレジャーだけを目的にした日ではありません。
海運や漁業、防災、環境保全など、海に関わる多くの働きについて考える日でもあります。
海と生活用水はつながっている
海は遠い場所にあるようで、実は日々の生活用水ともつながっていることを知っていますか。
雨や雪として降った水の一部は、川やダム、地下水などの水源となり、必要な処理を経て水道水として供給されます。
ご家庭で使用された水は、下水処理場や浄化槽などで処理されたあと、川や海などへ戻っていきます。
つまり、キッチンや浴室、洗濯機、トイレの使用方法も、水環境と無関係ではありません。
排水口に油や食べ物のカス、髪の毛、砂などを流し続けると、排水管の汚れや詰まり、水環境への負担につながることがあります。
海の日は、ご家庭の水まわりの使用方法を見直すよい機会でもあるのではないでしょうか。
海の日のお出かけ後に注意したい水まわり

海の日を含んだ連休は、海や川、プールなどで遊ぶ機会が増えます。
そのため、帰宅後の浴室や洗濯機では、砂、泥、汗、日焼け止めなどが排水口へ流れやすくなるため注意が必要です。
浴室の排水口に砂や髪の毛が溜まりやすい
海水浴や屋外レジャーのあと、そのまま浴室で体を洗うと、髪の毛や砂が排水口に集まります。
少量であればすぐに詰まるとは限りませんが、量が多かったり、短時間に何度も流したりすると、石けんカスや皮脂汚れと混ざって詰まる原因になります。
とくにお子様がいるご家庭では、足や水着に砂が残っていることがあります。
浴室へ入る前に、衣類や持ち物に付いた砂を払い落とし、足に付いた砂もできる範囲で拭き取っておくと、排水口へ流れる量を減らせるでしょう。
洗濯機に砂や小石を入れない
海や川で使用した衣類、タオル、水着をそのまま洗濯機へ入れると、砂や小石が洗濯槽や排水口へ入り込むことがあります。
洗濯機の排水口は見えにくい場所にあるため、排水の異常に気づきにくいことがあります。
洗濯前には、ポケットや折り返し部分に砂が残っていないか確認し、水着やタオルに付いた砂をよく払い、洗濯表示を確認してから洗いましょう。
レジャー後の水まわり掃除の手順

海の日のお出かけ後は、疲労を感じて家事ができないかもしれません。
しかし、疲れている日でも、最低限の作業をしておくことで、ニオイや詰まりの予防につながります。
作業手順は次の通りです。
- 浴室に入る前に衣類や足の砂を落とす
- 水着やタオルの砂をはたいてから洗濯する
- 洗濯前にポケットの小石やゴミを確認する
- 入浴後に浴室の排水口の髪の毛を取り除く
- 排水口まわりに砂が残っていないか見る
- 水を流して排水の速さを確認する
- 翌日にニオイが残っていないか確認する
排水の流れが悪いときに、何度も大量の水を流すのは控えてください。
排水が追いつかず、浴室の床に水があふれる恐れがあります。
掃除しても流れが改善しない場合や、ゴボゴボと音がする場合は、排水口より奥に汚れが溜まっている可能性があるでしょう。
関連記事:排水口掃除を正しく行う方法!詰まりや悪臭を防ぐ具体策
海の日と水まわりに関するよくある質問

海の日や夏のレジャー後の水まわりでの疑問にお答えします。
Q1.海水が付いた水着はすぐ洗った方がよいですか?
海水が付いた水着は、できるだけ早めに真水ですすぐ方がよいでしょう。
塩分が残ると、生地の傷みやニオイの原因になることがあります。
洗濯機へ入れる前に軽くすすぎ、砂や小石を落としておくと排水口への負担を減らせるでしょう。
Q2.日焼け止めが付いた体を洗うと排水口は汚れやすいですか?
日焼け止めは、製品によっては皮脂や石けんカスとともに、浴室の床や排水口まわりへ汚れとして残ることがあります。
使用後は浴室の床や排水口まわりを軽く流し、髪の毛や汚れを残さないようにしましょう。
ヌメリが増えたと感じる場合は、早めの掃除が大切です。
Q3.海の日に家でできる水の学びはありますか?
ご家庭では、水道水がどこから来て、使用後にどこへ流れていくのかを話題にできます。
お子様がいるご家庭では、歯磨き中に水を出しっぱなしにしない、油を排水口へ流さないなど、身近な行動から伝えると分かりやすいのではないでしょうか。
海の日を、海だけでなく水全体について考える日にするのもよいでしょう。
海を楽しんだあとは水まわりも整える

海の日は、海の恩恵や日本と海の関わりを考えたり感謝したりする祝日です。
夏の連休として海辺へ出かけるご家庭も多いですが、帰宅後の浴室や洗濯機には、砂、髪の毛、皮脂、日焼け止めなどの汚れが集まりやすくなります。
小さな汚れでも、排水口に溜まるとニオイや詰まりにつながる恐れがあります。
お出かけ後は、衣類や足の砂を落とし、浴室の排水口を軽く確認しておきましょう。
海で遊んだあとに排水の流れが悪い、ニオイが残る、ゴボゴボと音がするなどの症状がある場合は、「みんなの町の水道職人」へご相談ください。
水まわりの状態を確認し、ご家庭で快適に夏を過ごせるよう、状況に合わせた点検や修理をご提案いたします。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。











