トイレの床の掃除方法を床材の種類別に徹底解説!|みんなの町の水道職人

トイレの床の掃除方法を床材の種類別に徹底解説!

トイレを掃除する際、便器周りや手洗い場の美化に気を取られ、床はつい後回しになりがちになっていませんか?
床は一見キレイに見えるかもしれませんが、尿はねやホコリなどが付着していることも多く、放置すると黒ずみや悪臭の原因になります。

本記事でトイレの床の掃除方法を確認し、清潔なトイレ空間を維持しましょう。

【床材の種類別】トイレの床掃除の方法

トイレの床を掃除する際は、床材を必ず確認してください。
材質によって使用できる洗剤が異なり、合わない洗剤を吹きかけると床材を傷めるおそれがあるためです。
床材の種類は、住宅工事仕様書や賃貸借契約書などで確認し、記載がない場合は管理会社やオーナーに尋ねるとよいでしょう。

本項では、トイレの床材の種類ごとに掃除方法を解説します。

トイレの床掃除の方法

  • クッションフロア
  • フローリング
  • 大理石
  • タイル
  • 樹脂

クッションフロア

クッションフロアは水や汚れに強い塩化ビニルでできており、お手入れが簡単です。

軽い汚れの場合は、中性洗剤を少量溶かした水に雑巾を浸し、軽く絞った状態で拭くとキレイに落ちます。
床が濡れると滑りやすくなるので、水や洗剤を使用したあとは、乾いた雑巾で水気を十分に拭き取ってください。

なお、洗浄力の強い洗剤を使用したり、メラミンスポンジで擦ったりすると、クッションフロアが傷んでしまうため注意しましょう。

フローリング

フローリングは湿気に弱く、水や洗剤が木材内部に染みこむと変色や反りの原因になります。
そのため、拭き掃除を行う際は手早く済ませるのがポイントです。

掃除の際は、中性洗剤を垂らしたぬるま湯に雑巾を浸し、固く絞ってから拭きます。
そのあとは時間を置かず、きれいな水で絞った雑巾で洗剤を拭き取り、乾拭きで仕上げます。

なお、フローリングにクエン酸やアルコールを直接スプレーすると、表面のコーティングが剥がれるおそれがあるため避けたほうがよいでしょう。

大理石

大理石は水や洗剤に弱い性質があるため、掃除方法には注意が必要です。
アルカリ性・酸性の洗剤をはじめ、塩素系漂白剤や重曹、セスキソーダ、アルコールなどはすべて使用できません。

床掃除では大理石専用の洗剤を使用し、柔らかい雑巾でやさしく拭き取ってから、乾いた布で二度拭きします。
なお、水滴や尿はねを放置すると表面が変色するおそれがあるため、気づいたときにその場ですぐに拭き取りましょう。

タイル

石材や陶器などで作られたタイルは、耐久性と耐水性に優れています。
軽い汚れであれば、中性洗剤を使用した拭き掃除で十分に落とせます。
頑固な汚れは、ブラシやメラミンスポンジで擦ると除去できる場合がありますが、タイルの表面を傷つけないようやさしく磨いてください。

また、タイルの目地部分には汚れが溜まりやすく、黒ずみや悪臭の原因になることがあります。
汚れが気になる場合は、塩素系漂白剤を少量溶かした水に雑巾を浸して絞ったあと、目地を叩くように掃除しましょう。

樹脂

樹脂は、トイレ・浴室・洗面台が一つの空間にまとめられた3点ユニットバスの床材として多く使用されています。
掃除の際は浴室用の中性洗剤を使用し、ピンク汚れや水垢などを落としましょう。

3点ユニットバスは、入浴後に湿気が充満するため、床にカビが発生しやすくなります。
黒カビ汚れを落とす際は、まず換気扇を回し、ゴム手袋を装着してください。
次に、酸素系漂白剤(粉末)とお湯を混ぜてペースト状にしたものをカビの発生箇所に塗り、ラップで覆った状態で、漂白剤のパッケージに記載されている時間つけ置きします。
時間が経ったらラップを取り外し、汚れをスポンジで擦り落としたあと、お湯で洗い流します。

トイレの床掃除を行う際の注意点

トイレの床を掃除する際は、素材の劣化や健康被害を防ぐため、以下の3点に気をつけましょう。

トイレの床掃除を行う際の注意点

  • 掃除後は水拭きと乾拭きを十分に行う
  • 洗剤は用法・用量を守って使用する
  • 擦り洗いする際は力加減に気をつける

このほか、塩素系洗剤と酸素系洗剤を混ぜると、有毒ガスが発生して大変危険ですから注意が必要です。
2種類の洗剤を続けて使用する場合も、必ず、一方の洗剤を十分に洗い流してからもう一方の洗剤を使用してください。

トイレの床が汚れる原因

ここまでトイレの床の掃除方法を確認しましたが、そもそも床にはどのような汚れが付着するのでしょうか。
本項では、トイレの床が汚れる4つの原因を解説します。

トイレの床が汚れる原因

  • 尿はね
  • 皮脂
  • ホコリ
  • 結露によるカビ

尿はね

立った姿勢で用を足すと、細かい尿のしぶきが跳ねて床に付着することがあります。
便座の蓋を開けたまま水を流すことでも、尿が広範囲に飛び散ってしまいます。

床に付着した尿はねは、放置すると黄ばみ汚れとなり、雑菌が繁殖して悪臭を放つようになるのです。
尿に含まれるカルシウムやタンパク質が結晶化すると、さらに頑固な汚れとなり、水拭きのみでは落ちにくくなります。

皮脂

トイレに裸足で入っている場合は、足裏の皮脂も床が汚れる原因となります。
皮脂の主な成分である脂質が、尿はねやホコリと混ざって酸化すると、黒ずみとなり床にこびりついてしまうのです。

皮脂汚れが蓄積するとベタつきが生じるため、トイレを使用する際の不快感にもつながります。

ホコリ

トイレの床には、ホコリや髪の毛、トイレットペーパーの繊維なども落ちます。
このうち、衣類の着脱やトイレットペーパーの使用によって発生するのは、目に見えない細かいホコリです。
また、髪の毛は毎日抜けるため、トイレのような短時間しか滞在しない場所でも、気づかないうちに抜け落ちてしまうのです。

これらのホコリやごみは、水滴や尿はねが混ざると床にこびりつくため、定期的に除去しましょう。

結露によるカビ

夏場や冬場には、トイレ内と外の気温差で結露が発生し、カビの原因になることがあります。
狭い密閉空間であるトイレでは、換気を怠ると湿気がこもり、カビが繁殖しやすくなるのです。

トイレに換気扇がある場合は入るたびに回す、ない場合は窓を開けるなどの対策で、湿気がこもらないように気をつけてください。

トイレの床掃除に役立つアイテム

トイレの床掃除では、汚れの種類や床材に合わせて道具を選ぶことが大切です。
ここからは、日常の拭き掃除から頑固な黒ずみ対策まで対応できるアイテムを紹介します。

トイレの床掃除に役立つアイテム

  • トイレ用拭き取りシート
  • フロアワイパー
  • メラミンスポンジ
  • クエン酸水・アルコール水
  • アルカリ性洗剤

トイレ用拭き取りシート

トイレ用拭き取りシートは、尿はねや皮脂汚れを見つけたタイミングでさっと拭けるため、床掃除を手軽に行えるアイテムです。
洗浄成分の含まれるシートの場合、洗剤や雑巾を用意する必要がなく、床や壁をはじめトイレ全体に使用できることで、掃除にかかる負担が軽減されます。

水に溶けるタイプを選ぶと、汚れたシートをそのままトイレに流せて衛生面でも安心です。

フロアワイパー

フロアワイパーを使用すると、立ったまま床全体を掃除でき、手を汚すこともありません。

多くのトイレ用のフロアワイパーはヘッドが小さく設計されており、便器の奥や床の隅々まで掃除が行き届きます。
柄が長いため、床を拭くためにかがむ必要がなく、足腰に負荷がかかりにくいのも利点です。
シートの交換も手で直接触れずに行えるタイプが販売されており、衛生的に掃除できます。

メラミンスポンジ

メラミンスポンジは研磨力が強く、水に濡らして擦るだけで黒ずみやこびりつき汚れを落とせます。
ただし、床の表面のコーティングが削れるおそれがあるため、クッションフロアやフローリングでは使用を控えてください。
タイルや樹脂素材の床では、目立たない場所で試してから使用すると失敗を防げます。

使用時にはパッケージに記載されている注意書きを確認し、強く擦り過ぎないように注意しましょう。

クエン酸水・アルコール水

尿はねや皮脂汚れにお悩みの場合は、クエン酸水やアルコール水を使用した掃除方法がおすすめです。

クエン酸水には、尿をはじめとするアルカリ性の汚れを中和して落としやすくする効果があります。
黄ばみやニオイが気になる場合は、200mLの水に小さじ2分の1杯程度のクエン酸を溶かし、床に吹きかけてから5分程度放置して、全体を水拭きしましょう。

一方、アルコール水には油分を溶かす作用があり、皮脂汚れの除去に効果的です。
除菌効果も期待できることから、雑菌の繁殖予防にもつながります。
110mLの水に90mLの消毒用エタノールを加えて200mLのアルコール水を作り、それをキッチンペーパーに吹きかけたうえで、汚れを拭き取ってみてください。

ただし、フローリングや大理石の場合は変色や劣化の原因になることがあるため、これらへの使用は避けましょう。

アルカリ性洗剤

アルカリ性洗剤は、カビや黒ずみなど、酸性寄りの汚れを落としたい場合に有効です。
中性洗剤で落ちない頑固な汚れが生じた際は、アルカリ性の洗剤を吹きかけた雑巾で拭き取ってみてください。

ただし、アルカリ性洗剤は酸性洗剤(酸素系洗剤とは異なります)と混ぜると、有毒ガスが発生するおそれがあります。
また、フローリングや大理石に使用すると床材を傷める可能性もあるので注意が必要です。

使用する際は、パッケージに記載されている注意書きを十分に確認しましょう。

トイレの床の汚れを予防するポイント

日頃からトイレの床に汚れが溜まらないよう対策しておくと、掃除の負担を減らせます。
本項では、トイレの床を清潔に保つ5つのポイントを見ていきましょう。

トイレの床の汚れを予防するポイント

  • ポイント①トイレの床に小物を置かないよう心がける
  • ポイント②便器の蓋を閉めてから水を流す
  • ポイント③使用時の姿勢を見直して尿はねを防ぐ
  • ポイント④トイレマットを定期的に洗う
  • ポイント⑤床掃除をこまめに行う

ポイント①トイレの床に小物を置かないよう心がける

トイレの床には、掃除用具やサニタリーボックスなどを置かないことが大切です。
床に小物を置くと、ホコリや髪の毛が付着しやすくなるうえ、掃除もしにくくなります。

ブラシや洗剤は浮かせて収納する、生理用品は棚にまとめるなどの対策で、床をなるべく空けておくとスムーズに掃除できます。

ポイント②便器の蓋を閉めてから水を流す

用を足したあとは蓋を閉めてから流す習慣をつけて、尿の飛び散りを防ぎましょう。

便器の蓋を開けたまま流すと、水流の勢いで尿が飛び散り、床や壁に目に見えない汚れが付着します。
これを放置すると、ニオイの発生源になるほか衛生面の問題も生じます。

ポイント③使用時の姿勢を見直して尿はねを防ぐ

床の黄ばみや悪臭の原因である尿はねは、トイレ使用時の姿勢を変えるだけでも軽減できます。

たとえば、立って用を足すと尿が飛び散るため、可能であれば座って使用すると床への付着を抑えられるでしょう。
また、座っている場合でも便座の前方に寄り過ぎると外に跳ねやすくなるので、深く腰掛けることを意識してみてください。

ポイント④トイレマットを定期的に洗う

トイレマットは、洗濯表示を確認したうえで週2~3回を目安に洗い、十分に乾燥させましょう。
マットにはホコリや髪の毛、尿はねなどが付着するため、放置すると雑菌やニオイの温床になってしまいます。

定期的に洗うことが難しい場合は、拭き掃除のみで清潔に使用できる、ポリ塩化ビニル素材のマットもおすすめです。

ポイント⑤床掃除をこまめに行う

清潔なトイレ空間を保つためには、床掃除を習慣づけることがなにより重要です。
2~3日に一度は、拭き取りシートやフロアワイパーなどで床全体を軽く掃除しましょう。

トイレの床は汚れていないように見えても、尿はねやホコリが日々蓄積しています。
汚れが落ちにくくなる前にこまめに拭き取ることが、黒ずみや悪臭を防ぐためにもっとも効果的です。

トイレに関するお困りごとならみんなの町の水道職人へ

トイレの床を清潔に保つためには、床材に合った掃除方法を実践することが大切です。

基本的には中性洗剤を少量溶かした水に雑巾を浸し、固く絞って拭き取れば汚れは落ちます。
頑固な汚れは、水に濡らしたメラミンスポンジで擦ると除去できる場合がありますが、クッションフロアやフローリングへの使用は避けてください。
なお、大理石は水や洗剤に弱いため、汚れが気になる場合は専用の洗剤を使用し、柔らかい布でやさしく拭きましょう。

トイレの水漏れや破損などのトラブルを発見した場合は、みんなの町の水道職人にご相談ください。
水道修理のプロがトラブルの原因を突き止めたうえで、適切に修理いたします。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

監修者

福田マネージャー

福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
トイレ・つまりの水回りトラブルでお困りでしたら「みんなの町の水道職人」にお任せください。

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