プレハブに水道を引きたい!費用・手順・注意点をプロが徹底解説【水道職人:公式】|みんなの町の水道職人

プレハブに水道を引きたい!費用・手順・注意点をプロが徹底解説【水道職人:公式】

プレハブをご自宅の敷地内に設置して、趣味の部屋や仕事場として活用される方が増えています。

その際に多くの方が直面するのが、水まわりの設備をどうするかという問題です。

プレハブで手洗い場やトイレを快適に使用するためには、適切な水道工事が欠かせません。

そして、プレハブは一般住宅とは構造や設置条件が異なるため、水道工事にも特有の注意点があります。

今回は、プロの目線からプレハブに水道を引く方法や、費用の目安、よくあるトラブルについてご紹介します。

プレハブに水道を引き込む主な方法

プレハブに水道を設置する方法は、大きく分けて二通り存在します。

それぞれの特徴を理解して最適な方法を選択することが、プレハブで快適な水まわり環境を整えるために重要です。

方法①既存配管から分岐させる方法

母屋や既存の建物がある敷地内にプレハブを設置する場合、既存の給水管(水道管)から分岐する方法が一般的です。

この方法は、敷地内での配管延長処置となるため、水道を新設することに比べて費用を抑えやすいというメリットがあります。

ただし、母屋からプレハブまでの距離が遠い場合は、水圧が低下する可能性があるため注意が必要です。

手洗い程度なら水圧が低くてもトラブルは起きにくいと思いますが、水圧が低いと水量不足により、トイレはつまりのリスクが高まってしまうでしょう。

なお、母屋の給水管が細い場合、分岐させることで母屋の水圧が落ちてしまう可能性があります。

分岐させる場合は、母屋の水圧が低下しないかどうかも確認する必要があるでしょう。

方法②新しく給水管を引き込む方法

プレハブを完全に独立した店舗・事務所として使用する場合や、用途が大きい場合は、新たに水道メーターを設置して、水道本管から敷地内に給水管を引き込むことが必要です。

この場合は、各自治体への申請と、各自治体の指定する水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)による工事が必須となります。

また、最寄の自治体に水道の加入金(分担金)を支払う必要があるケースがほとんどです。

費用は口径によって異なるため、口径ごとの金額を最寄の自治体のホームページなどで確認しておいた方がよいでしょう。

プレハブの建設から依頼する場合は、工務店やハウスメーカーなどが各自治体への申請及び水道局指定工事店へ代行で依頼してくれることがあります。

ご自分での申請・依頼が必要か、代行で行ってもらえるのか、工事を依頼する際に確認しておきましょう。

なお、プレハブは既に建設済みで後から水道を追加するとなった場合は、ご自分で申請や依頼が必要となります。

水道を新規で引くことは既存の給水管から分岐するよりも費用は高額になりますが、水量や水圧を安定して確保でき、料金の個別管理が可能になる点が魅力と言えるでしょう。

参考:給水装置工事における加入金・手数料の取扱い┃高槻市

【距離別】プレハブへ水道を引くための費用の目安

プレハブへの水道引き込みにかかる費用は、距離や土地(舗装)の状況、口径などによって大きく変動します。

ここでは目安となる金額と内訳についてお伝えします。

配管の延長距離費用の目安備考
5メートル未満10~20万円程度配管の露出や浅い埋設の場合
5~10メートル20~30万円程度地中埋設や舗装の復旧を含む場合
10メートル以上30万円以上大掛かりな土木工事が必要な場合

地中深く配管を埋める場合やコンクリートを割って工事を行う場合は、追加の費用が発生するケースがほとんどです。

正確な金額を知るためには、工事を依頼する前に必ずプロの業者に見積もりを依頼してください。

プレハブに給水するための作業手順

ご自宅の敷地内にプレハブを建設予定の方は、どのような形で母屋から給水管が分岐するのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、新規で水道を引く予定の方も、どのような流れで工事となるのか気になっているかもしれません。

ここでは、プレハブに給水するための、主な手順をご紹介します。

どのような工程を経て水道をプレハブで使用できるようになるのか、イメージしてみてください。

ご自宅の敷地内で分岐する際のステップ

母屋から給水管を分岐する場合、主に以下の手順で一つずつ慎重に進められます。

  • ステップ① 現地調査と配管ルートの選定
    既存の給水管の位置を確認し、プレハブまでの最適な配管ルートを決定
  • ステップ② 掘削作業
    配管を保護しつつ、見栄えを良くするために地面を掘り下げて溝を作る
  • ステップ③ 給水管の分岐と接続
    母屋の給水管を切断して分岐用の継手を設置し、新しい配管を接続
  • ステップ④ プレハブへの引き込みと水圧テスト
    プレハブ内部へ配管を引き込み水漏れが起こらないか、専用の機器でテストを行う
  • ステップ⑤ 埋め戻しと整地
    問題がなければ土を戻して地面を平らに整え、すべての作業が完了

新規に水道を引く際のステップ

給水管を新規に設置する際の一般的な流れをご紹介します。
用途によって多少異なりますが、基本的なステップは共通です。

  • ステップ①現地調査を行う:
    敷地条件や既存配管の有無、排水経路を確認
  • ステップ②給水計画を立てる:
    分岐か新規引込かを判断し、水量計算を行う
  • ステップ③自治体へ申請:
    必要に応じて給水装置工事申請を提出
  • ステップ④配管工事を実施:
    給水管と排水管を設置し、勾配と保温対策を確認
  • ステップ⑤通水試験と漏水確認:
    水圧をかけて水漏れがないか確認を行う
  • ステップ⑥保温と仕上げ:
    凍結対策のための保温と防水処理行い完了

用途別に見る注意点

プレハブの用途によって必要な水道設備は異なります。

例えご自宅の敷地内にプレハブを建設される場合でも、用途次第では水道を新たに引く必要があるでしょう。

どの程度の水量・水圧が必要なのかを確認した上で、水道の設置方法をご検討ください。

用途注意点
事務所トイレ設置時の給水量確保
店舗手洗い設備の設置基準確認
倉庫使用頻度が低い場合の凍結対策
住宅の離れ給湯器容量と排水処理能力

プレハブの水まわりの安全性を高めるポイント

プレハブは建設が容易ですが、水まわりの施工精度が低いとトラブルが発生しやすくなります。

特に以下の点を重視することで、トラブルが起こる頻度を抑えられるでしょう。

  • 配管の露出部分を最小限にする
  • 点検口を設ける
  • 止水栓を必ず設置する
  • 給水と排水を別系統で整備する

止水栓がないと、漏水時に敷地全体の水を止める必要が生じます。
止水栓はトラブルが起こるとき以外は触ることがないので不要に思うかもしれませんが、水まわりを安全に利用するために必要な設備です。

プレハブに水道を設置することで起こるよくあるトラブルと対策

プレハブは一般的な住宅と構造が異なるため、水まわりにも特有のトラブルが起こりやすくなります。

原因と対策をあらかじめ知っておくことで、長く快適に使用できるでしょう。

凍結対策

プレハブの配管は屋外に露出する部分が多く、冬場に凍結して破裂するリスクが高まります。

外気に直接触れる面積が広いほど、気温低下の影響をダイレクトに受けてしまうでしょう。

その結果、凍結が起こりやすくなってしまうのです。

具体的な対策としては、配管に保温材を分厚く巻きつけることや、凍結防止ヒーターの設置、夜間に少量の水を流し続けることが挙げられます。

冬場に気温が氷点下になる地域では、特に念入りな防寒対策が必要です。

冬場に気温が氷点下になる寒冷地では水抜き栓が付いた、寒冷地仕様の設備を設置することがおすすめです。

関連記事:【OK?NG?】蛇口が凍結した際の正しい対処法としてはいけない行動!

排水の勾配不足によるつまり

給水だけでなく排水のトラブルにも注意を払う必要があります。

プレハブは設置場所によって、母屋の排水管までに十分な勾配を確保できないことがあります。

勾配が不足すると排水が滞り、悪臭やつまりの直接的な原因となってしまうのです。

対策としては、プレハブの建設位置を調整して高さを出すか、強制的に排水を送るポンプユニットの導入をご検討ください。

プレハブに水道を引くことに関するよくある質問

プレハブに水道を引く際にお客様からよく寄せられる疑問にお答えします。

Q1.DIYでプレハブに水道を引くことは可能ですか?

給水管の分岐や接続には専門的な知識と技術が必要です。

また、水漏れのリスクも高いため、ご自分での作業は推奨できません。

くわえて、水道局指定工事店以外が給水装置を触ることは法令により禁止されています。

安全面と技術面の点から、水道局指定工事店に依頼するようにしてください。

Q2.トイレやお風呂を設置することはできますか?

物理的には可能ですが、給水に加えて大規模な排水工事が必要となります。

また、下水への接続経路によっては浄化槽の設置が求められるケースもあるため、事前にしっかりとした調査が必要です。

Q3.どのような業者に依頼すればよいですか?

お住まいの自治体から認可を受けた、水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)を選んでください。

水道局指定工事店の多くは豊富な知識を持つため、プレハブ特有の構造にも適切な対応が可能です。

関連記事:この水道修理業者はNG?!安心できる水まわりのパートナーを見つけよう

プレハブの水道工事を検討されている方へ

プレハブに水道を引く工事は決して簡単なものではありません。

しかし水まわりの適切な工事を行うことで、プレハブの用途の幅が広がり、より快適な空間へと生まれ変わります。

お子様の手洗い場や趣味の道具を洗うためのシンクなど、プレハブでの水の使用方法は様々です。

プレハブで水道を利用したいとお考えの方は、「みんなの町の水道職人」にお任せください

「みんなの町の水道職人」は、各自治体から水道局指定工事店の認定を受けている水道修理業者です。

用途に合わせた最適な水まわり環境を整えるための提案を行い、安心安全なプレハブライフを過ごすお手伝いをいたします。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

監修者

甲斐 祐耶

主任

甲斐 祐耶

《略歴》

2019年から株式会社N-Visionにて水道メンテナンス業に従事。
社内研修をクリアした高い専門性を有し、水漏れやつまりなどの水道トラブルを累計1,000件以上解決してきたプロフェッショナル。
業界未経験から実績を積み上げ主任に昇格し、お客様からの評判もよく、社内での信頼も厚い。
キッチン・水道管の水回りトラブルでお困りでしたら「みんなの町の水道職人」にお任せください。

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